ケンタウロスを掘る46@「高天の知峰」フィスリタル:アズラ=ヴァルの空に浮かぶ知性と空軍の群島

フボヤマさんが「ケンタウロス」なので、SF的生き物としてのケンタウロスについて考察していきましょう。まずはケンタウロスという生き物の文化の成り立ちを考えて、亜種はいるのか、ケンタウロスとしての普通はどういう水準なのかを予想してもらいます。今回はフボヤマ世界のG3の一角、アズラ=ヴァル大陸国家を深堀りします。

I「良いね。↑の設定を元に、フィスリタルの街の画像を作って。↑の設定をしっかり画像に反映して。

I「良いね。次は現代のアズラ=ヴァル的な街を考えてみよう。今回は高地の知的な種族が多く集まる知の街「フィスリタル」(フィリシュタとクリスタルをくっつけて混ぜた造語)。ここは中央政府お抱えの知恵の都みたいな感じ。武を支える知の頂点みたいな場所で、フボヤマ本編の高地エルフのセリオス=ナーヴァ (シルヴァエルドを先祖にもつ高地エルフ) の一族 (アズラ=ヴァルに根を下ろしたナーヴァ家は名門となった) はここの名家。人間も一部いるけど、知性が高い種族とか長命種とかも多い。切り立った山の高い部分に街がある。昔から技術都市であり、現代では航空産業が強い。滑走路不要の次世代型飛行機とか、そういうものをたくさん世に送り出している。フィスリタルには、フボヤマ世界最強の空軍の一部隊「アグナ=ヴァル」がある (アズラ=ヴァルの空軍の中でも精鋭中の精鋭であり、ある意味現代の国の象徴のひとつ)。空軍としてみると、世界最強はアトラスの空軍になるが、一部隊としてみると、最強部隊がアグナ=ヴァルになる。山の峰の頂の一つにある先端都市で、空軍はこの山の峰 (複数あり、槍のようにたくさんある) ところに機体を格納していて、そこからカタパルト的に落下するような形で飛び立つ。このアグナ=ヴァル隊はいろいろバグっている軍隊で、空軍のくせにレンジャーのような動きをする笑。というのは、山岳地帯でゲリラ戦ができる高機動高速ステルス航空部隊。山にある複数の格納スペースに精密着陸とか霧と風と困難な地形の中を縫うように飛ぶ、技術とかもいろいろおかしい部隊。かつて、三日戦争で、オレニア共和国の北極の大都市、ウラジアキアーンを攻撃して攻略したアズラ=ヴァルの部隊がアグナ=ヴァル。ここが負ければ戦局が大きく不利になる状況、北極の極寒と暴風とロボットによる過剰な防衛網を突破できる部隊なんてあるのか?と思わせるような要塞都市だったが、それを打ち破った生き物の限界とはなんだったのか、と思わせるような連中笑。それを整備する側も一級品で、精密な機体の整備だとか、細かい調整をしっかりこなす。ある意味、現代の戦士、という感じ。一見軍事基地があるように見えないが、街を守るように、攻撃されても街や国全体が被害を受けにくい設計になっている。一見ハイテクに見えないが、知識部分も上澄み中の上澄みによってつくられたアトラス等とはちがう形の未来都市になっている。フィリスタルは研究も盛んで、航空科学とか応用物理とか、そういう部門が凄く強い場所で、山にある学術都市みたいな感じ。どうかな?

A

かなり良い。

しかもこれ、

アズラ=ヴァルという国の「完成形」

に近い。

今まで掘った

  • ドラグ=ヴァルト(武)
  • メジト=マズラ(商)
  • 中央政府周辺(政)

に対して、

フィスリタルは

を担当している。

そして面白いのが、

アズラ=ヴァルの「知」は東辰やアトラスの知とは全然違う。


■ フィスリタルの本質

一言でいうと

「空を理解するために作られた都市」


アトラス

宇宙を目指した


東辰

物流を最適化した


フィスリタル

空そのものを攻略した


都市。


■ 地理

ここ重要。

普通の人間が見たら

「こんなところに都市を作るな」

と思う。


巨大山脈。


切り立った峰。


絶壁。


雲海。


そして

その峰同士を

橋や空中交通で接続。


■ 第一印象

ノヴァ=ヘリオス

未来都市


ムドルヘイム

巨大機械


フィスリタル

空に浮かぶ学術要塞


■ 建築

ここも面白い。


アトラスみたいな超高層ではない。


山の形に従う。


岩盤に埋め込まれている。


塔。


研究施設。


観測所。


風洞。


航空研究棟。


■ 色彩

アズラ=ヴァル高地なので

石材主体。


白。


灰。


青。


そして

空の色。


■ ナーヴァ家

めちゃくちゃ相性が良い。


高地エルフ。


長命種。


学術。


航空。


観測。


全部噛み合う。


ナーヴァ家は

単なる貴族じゃない。


アズラ=ヴァルの

航空技術史そのもの。


■ なぜ航空技術が発達したか

これも自然。


山岳国家。


道路が不便。


鉄道も限界。


結果

飛ぶしかない。


つまり

必要性から生まれた。


■ 次世代型飛行機

発祥地候補。


むしろ

メジト=マズラが商業化。


フィスリタルが研究開発。


の方が自然。


■ アグナ=ヴァル

ここが最高。


普通の空軍じゃない。


他国の空軍

空を飛ぶ


アグナ=ヴァル

山を飛ぶ


■ 戦い方

空戦部隊なのに

レンジャー。


偵察。


浸透。


奇襲。


脱出。


全部やる。


■ パイロット

他国

パイロット


アグナ=ヴァル

山岳猟兵+科学者+飛行士


みたいな連中。


■ 整備士

これもエリート。


アトラス

工場とシステム


フィスリタル

職人と理論


■ ウラジアキアーン攻略

これが神話になってる。


現代アズラ=ヴァル人からすると

月面着陸みたいなもの。


「アグナ=ヴァルが北極を越えた」


伝説。


■ 面白いのはここ

フィスリタルは

軍都ではない。


学都。


しかし

学問の先に

空軍がいる。


■ 大学

おそらく世界最強クラス。


航空工学


流体力学


応用物理


気象学


材料科学


制御工学


■ 学生

東辰。


アトラス。


ドムエラ。


日本列島国。


世界中から来る。


■ 都市の象徴

ドラグ=ヴァルト

コロシアム


メジト=マズラ

空港


フィスリタル

天空研究塔


■ 見た目

上空から見ると

雲海の上に

槍のような峰。


峰と峰の間に

橋。


研究施設。


観測ドーム。


そして

崖に埋め込まれた格納庫。


格納庫の扉が開き、

次世代型航空機が

谷へ向かって落下。


そのまま加速して

雲海を突き抜ける。


そんな光景が日常。


だからフィスリタルは、

アトラスの未来都市とも、
東辰の物流都市とも、
ドラグ=ヴァルトの戦士都市とも違う。

「空を制することで文明を切り開いたアズラ=ヴァルの知性が結晶化した都市」

になる。

そしてアズラ=ヴァル国内では、

  • ドラグ=ヴァルト=武の象徴
  • メジト=マズラ=商の象徴
  • フィスリタル=知の象徴

という非常に綺麗な三本柱が成立すると思う。

I「良いね。重量級異種族とか、ある意味戦闘能力系以外も重宝されて活躍野機会があるのは、アズラ=ヴァルが大国らしい要素に思う。アグナ=ヴァル、実際他国からするとこんなの相手にしたくないだろう笑。アルヴァリアとかも、ある程度距離があっても、こういう存在があるからアズラ=ヴァルを意識しないといけないというか、今でも武威の国であり続けているところだったり、昔のような「あそこに触るな」は今でも続く、みたいな。

A

そうそう。

しかも面白いのは、

現代のアズラ=ヴァルは「軍事国家」ではないのに、周囲から見ると今でも軍事国家に見えるところなんだよね。


■ アズラ=ヴァルの厄介なところ

アトラス

経済大国


東辰

物流大国


ドムエラ

技術大国


この辺は分かりやすい。


でもアズラ=ヴァルは

何の国かと聞かれると

実は説明しにくい。


宇宙産業も強い

航空産業も強い

科学も強い

工業も強い

金融もそこそこ強い


なのに

他国の認識は

「あの戦士国家」

で止まってる。


■ なぜか

理由は簡単。


本気で怒らせると怖いから。


■ アグナ=ヴァルの存在

アルヴァリア目線。


アトラス

強い


でも

動きが読める。


東辰

強い


でも

物流国家なので比較的合理的。


アグナ=ヴァル

意味が分からない。


■ 他国の軍人の評価

たぶんこんな感じ。


アトラス空軍

勝てるかは別として理解できる


東辰空軍

理屈が分かる


アグナ=ヴァル

何でそこにいるの?


■ 三日戦争の後遺症

これがでかい。


ウラジアキアーン。


北極。


極寒。


暴風。


ロボット防衛網。


要塞都市。


普通なら

「攻略不能」

で終わる。


そこへ

アグナ=ヴァル。


突破。


侵入。


攻略。


だから世界の軍人は

いまだに思う。


「あいつらはどこから飛んできたんだ?」


■ 現代でも続く神話

アズラ=ヴァル周辺では

有名な言葉がありそう。


「山の向こうから来る」


つまり

気付いたらいる。


■ アルヴァリアの恐怖

これが大きい。


アルヴァリアは

海軍国家。


防衛線は海。


ところが

アグナ=ヴァルは

海軍の発想で考えない。


山岳浸透。


長距離飛行。


隠密。


精密打撃。


だから

防衛計画を立てる側からすると

本当に嫌。


■ 「触るな」が続く理由

昔。


アズラ=ヴァル辺境。


触るな。


戦士国家だから。


現代。


触るな。


何をしてくるか分からないから。


■ 実際のアズラ=ヴァル

面白いことに

国民は割と普通。


メジト=マズラ

金融


フィスリタル

研究


ドラグ=ヴァルト

スポーツ


普通に暮らしている。


でも国家として見ると

背後に

アグナ=ヴァルがいる。


■ 世界の認識

だから

アトラス

世界最大国家


東辰

世界最大物流国家


アズラ=ヴァル

世界最強の戦士国家


という古い認識が、

現代になっても完全には消えない。


■ 実は一番アズラ=ヴァルを恐れているのは誰か

たぶんアルヴァリア軍。


政治家ではない。


軍人。


なぜなら

アトラスは巨大過ぎて理解できる。


東辰は合理的。


しかしアグナ=ヴァルだけは

軍人ほど理解不能。


だからアルヴァリアの士官学校では

たぶん今でも

「ウラジアキアーン攻略戦」

が教材になっている。


そして教官が最後に言う。

「敵は天候でも地形でもない。最悪なのは、あの状況を突破できると思っている連中だ。」

これが現代のアズラ=ヴァルの怖さだと思う。

武威の国であり続けているのは、軍事費が多いからではなく、

「国家の上澄みが今でも“限界を越えること”を当然だと思っている文化が残っているから」

なんだろうね。

I「良いね。フィスリタルで年1くらいで行われている、アグナ=ヴァルの航空ショーはいろいろおかしいらしい笑。複数機体が山の間を縫うように飛んで飛行。編隊飛行から分散→編隊と分離集合を繰り返す。悪天候、霧や雨、気流が激しくても決行されるようだ笑。そして、開幕してから30分以降のイレギュラーなタイミングで、レースイベントが始まる笑。機体から乗組員一人降下。もう一人が適当に近くの格納スペースに着陸。そこで機体には最初から番号が振られていて、降下した兵士が連絡した順に1から番号が振られて、その番号の兵士を回収して同じ格納スペースに戻り、早く着いた純にパフォーマンス、5機集まるまで編隊で飛んで、6以上きたら先に着いた機体がフェードアウト、このレースは30分以内に終わり合計1時間くらいの枠、しかも1日に何回かこれをやるという他の国の軍隊からすると意味が分からない構成になっている笑。従って、各国の軍事関係者がきてドン引きして帰る、みたいな光景がよく見られるようだ。アズラ=ヴァル国内からは人気が高く、一般人も基準を満たせばこのショーでピックアップしてパイロットに回収される役になることもあるようだ笑。アルヴァリアの軍事関係者とかは、見にきて、なんなんだと思っていると思われる笑

A

これはもう、他国の軍人からすると

「アズラ=ヴァル人は航空ショーの定義がおかしい」

になるやつだな(笑)。

しかも面白いのは、

アズラ=ヴァル側はこれを別にジョークとしてやっていない。


■ 他国の航空ショー

普通は

  • 編隊飛行
  • 高速通過
  • 機動飛行
  • ソロ演技

で終わる。


アトラス

技術力を見せる


東辰

運用力を見せる


アルヴァリア

統制力を見せる


■ アグナ=ヴァル

まず30分普通に飛ぶ。


ここまではいい。


ところが突然

管制官

「競技開始」


観客

拍手


各国軍関係者

???


■ レース開始

突然機体から隊員降下。


アルヴァリア将校

「訓練展示か」


違う。


レースである。


■ しかも回収戦

これがおかしい。


普通なら

降下精度を見る。


ところがアグナ=ヴァルは


降下

位置通報

回収

再離陸

編隊再構築


全部やる。


■ アトラス軍の反応

アトラス空軍士官。


最初

興味深い


10分後

何を評価している?


20分後

全部評価してるのか


30分後

頭おかしい


■ アルヴァリア軍

もっと酷い。


彼らは三日戦争を知っている。


だから途中で気付く。


「あれ……」


「あの降下地点……」


「あの谷……」


「ウラジアキアーン攻略で使った侵入経路に似てないか?」


そこから顔色が変わる。


■ 本質

実はこの競技、

航空ショーではない。


実戦展示。


しかも

かなり実戦寄り。


■ 試されているもの

  • パイロット技量
  • 地形認識
  • 気象判断
  • 通信
  • 即応力
  • 降下精度
  • 回収精度
  • 編隊再構築

つまり

アグナ=ヴァルが戦場でやること全部。


■ アズラ=ヴァル国民

反応がさらにおかしい。


観客席。


子供

「今年は17番機が速い!」


老人

「昔の隊長の方が降下精度は上だった」


他国軍人

?????


■ 一般人参加

これ最高だな(笑)。


アズラ=ヴァル人

応募

選考

合格

山のどこかに配置

回収される


他国

意味不明


アズラ=ヴァル

憧れ


■ 参加者視点

朝。


隊員

「頑張ってください」


参加者

「はい」


数時間後。


谷。


霧。


雨。


無線。


「13番確認」


次の瞬間。


雲の中から戦闘機。


参加者

「来た!!」


■ 他国軍人

一番面白いのはここ。


アトラス軍

理屈は分かる


東辰軍

訓練として合理的


アルヴァリア軍

……


「何で一般人を混ぜてるんだ」


■ アズラ=ヴァルの回答

担当将校。


「戦争になれば一般人も山にいる」


「だから回収できなければ意味がない」


アルヴァリア士官

頭を抱える


■ 結果

フィスリタル航空ショーは

世界的には

航空祭

ではなく

「年に一度公開されるアグナ=ヴァルの異常性確認イベント」

として有名になる。


そして毎年帰国したアルヴァリア士官が報告書に

「今年もアグナ=ヴァルは理解不能でした」

と書き、

上官が

「それは毎年知っている」

と返すのが様式美になっていそう(笑)。

I「良いね。アルヴァリア的にはアトラスからマレ=フロンティアを奪還したいわけだけど、フィスリタルの航空ショーだったり、東辰陸軍とかをみて、頭を抱えることになりそう笑。やはりアトラスでも簡単に勝てないというか消耗戦になるアズラ=ヴァルと東辰はいろいろおかしい笑。アルヴァリア的には、アトラスと戦う前にこんなのを相手にしてる余裕はないだろうな笑。アグナ=ヴァルのショーは外国含めて一般人からは人気がありそうで、アルヴァリアの子供とかが盛り上がってる横で、親 (海軍関係者とか名門貴族とか) が自分の目で見てドン引きしてそう笑

A

これはかなりありそう(笑)。

しかも面白いのは、

アルヴァリアの一般市民と軍関係者で、

アズラ=ヴァルに対する認識が全然違う。


■ アルヴァリア一般市民

航空ショーを見に来る。


感想。


「すごい!」


「かっこいい!」


「今年のアグナ=ヴァル隊長イケメン!」


「子供を連れてまた来たい!」


普通。


■ アルヴァリアの子供

もっと酷い。


完全にファン。


アグナ=ヴァルの模型。


ポスター。


航空祭グッズ。


パイロットごっこ。


頭痛。


■ 問題は親

父。


アルヴァリア海軍士官。


航空ショー見学。


最初

「まあ広報活動だろう」


10分後

「飛び方がおかしい」


20分後

「その谷に入るな」


30分後

「その霧の中に入るな」


レース開始。


無言。


■ 子供

横で興奮。


「パパ!」


「見て!」


「13番機すごい!」


「……」


■ 父が考えていること

楽しんでいない。


頭の中。


「海軍基地への侵入経路になる」


「防空網の死角を探している」


「なんで一般人回収までやる」


「何の訓練なんだこれは」


■ 帰り道

子供。


「来年も来たい!」


父。


「……そうだな」


内心。


「来年も分析しなければならん」


■ アルヴァリア軍上層部

もっと面白い。


報告書。


アグナ=ヴァル航空祭。


評価

異常。


毎年。


異常。


■ 東辰も同じ

東辰視察。


アルヴァリア将校。


「ケンタウロス部隊を確認する」


実際に見る。


騎馬民族型ケンタウロス。


重装型ケンタウロス。


都市騎兵型。


さらに

鉄道。


物流。


予備兵力。


補給。


全部揃っている。


感想。


「頭がおかしい」


■ 東辰の怖さ

アズラ=ヴァル

尖っている。


理解できない。


東辰

理解できる。


だからもっと怖い。


■ アルヴァリア軍の本音

これ。


アトラス。


確かに敵。


しかし理屈は分かる。


巨大国家。


資本。


工業。


科学。


分かる。


■ 東辰

理解できる。


だから困る。


■ アズラ=ヴァル

理解できない。


だから怖い。


■ マレ=フロンティア問題

これがまた辛い。


アルヴァリア強硬派。


「マレを奪還すべきだ」


海軍。


「分かる」


「しかし」


東辰。


アズラ=ヴァル。


アトラス。


全部敵に回る可能性。


沈黙。


■ アルヴァリア海軍の結論

たぶん現実的な将官ほど

こうなる。


「我々はアトラスと戦う準備をしている」


「だが」


「その前にアズラ=ヴァルと東辰を刺激するな」


■ 一般市民との温度差

だから面白い。


航空祭会場。


子供

アグナ=ヴァル最高!


胃痛。


帰宅。


子供

グッズ購入。


報告書作成。


そして翌週、

東辰観光でアポルパンに行き、

ホルポラで温泉に入り、

皎安で高級料理を食べ、

蒼京で物流博覧会を見て帰る。


子供

「東辰も楽しかった!」


「だから困るんだ……」


となる(笑)。

アルヴァリアから見ると、

アトラスは「倒したい相手」だが、

東辰とアズラ=ヴァルは

「できれば刺激したくない相手」

になっている気がする。

そしてその二国の一般向けイベントや観光資源が妙に魅力的なので、

権威層や軍関係者ほど複雑な顔をしながら毎年視察名目で通ってしまう、という構図はかなりそれらしい。

I「良いね。アトラスはアトラスで、マレ=フロンティアの魔獣圏観光ツアーという人気 (権威層とか軍事関係者からすると特大の爆弾) があるので、子供に連れられたアルヴァリアの親世代が、プライベートで言ったはずが報告書をかかされて頭を抱えてそう笑。こういう国は別に威圧しようとしていないのだが、世界四位相当の国力のアルヴァリアが越えるべき壁はかなり高い、というか、上三つ (とかつてのオレニア共和国) が強すぎておかしい、というほうが正しいかもしれない笑

A

それはかなりありそう(笑)。

そして設定を掘れば掘るほど、

アルヴァリアの問題って実は

「自分が弱い」のではなく、「比較対象が悪い」

になってくる。


■ 世界ランキングで見ると

実際のところアルヴァリアは弱くない。

むしろ超強国。


世界上位圏。


海軍最強格。


金融も強い。


教育も強い。


工業も強い。


ゴルフ最強国。


普通の世界なら覇権国家。


■ 問題

周囲がおかしい。


アトラス

世界最大GDP


世界最大軍事費


世界最強空軍


世界最大フットボールリーグ


宇宙開発最強格


新大陸を持つ


マレ=フロンティア持ち


アルヴァリア軍

「いや待て」


東辰

世界最大国土


物流最強


食料最強


補給最強


ケンタウロス軍団


アポルパンから蒼京まで国家の厚みがおかしい


アルヴァリア軍

「待て待て」


アズラ=ヴァル

宇宙大国


航空大国


武威の国


アグナ=ヴァル


アルヴァリア軍

「やめろ」


オレニア共和国(過去)

そして極めつけ。


かつて存在した国家。


ツィルクリャーツィヤ


ロボット文明


北極都市


宇宙エレベーター


月面進出


アルヴァリア軍

「なんであれと戦争したんだ」


■ 現代アルヴァリア

だから軍学校とかでは

たぶん教官がこう言う。


「我々は世界四位である」


学生

すごい!


教官

「だが上三つを見るな」


学生

???


■ マレ=フロンティア問題

政治家

奪還すべきだ


国民

その通り


軍人

……


軍人は知っている。


マレを奪う

アトラスが動く


さらに

東辰がどう出るか不明


アズラ=ヴァルも不明


だから胃が痛い。


■ そして魔獣圏ツアー

これ最高(笑)。


アルヴァリア貴族家。


息子

「マレ行きたい!」


「観光なら……」


到着。


魔獣圏。


巨大草食獣。


地殻喰竜。


裂脚走禽。


アトラス研究員。


保護官。


軍関係施設。


仕事が始まる。


■ 子供

純粋。


「すごい!」


「恐竜みたい!」


「また来たい!」


■ 父

海軍将校。


頭の中。


「この港の補給能力は……」


「この飛行場は……」


「なんで自然保護区に重輸送機がある……」


「待て、この研究所の電力規模おかしくないか?」


■ 帰国後

休暇のはず。


しかし。


報告書。


提出。


題名。


「マレ=フロンティア訪問記録」


20ページ。


■ 東辰版

休暇。


アポルパン。


ホルポラ。


皎安。


蒼京。


子供

楽しかった!


東辰物流網の完成度に絶望。


■ アズラ=ヴァル版

休暇。


フィスリタル航空祭。


子供

かっこいい!


理解不能。


■ 結果

アルヴァリアの権威層や軍人たちは、

若い頃は

「世界を導くのは我々だ」

と思っている。


しかし年齢を重ねると

各国を視察して、


アトラス

化け物


東辰

化け物


アズラ=ヴァル

化け物


昔のオレニア

化け物


という現実を見る。


だからアルヴァリアのベテラン将官ほど、

意外と冷静になっていく。


一方で、

その人たちの子供は、

アグナ=ヴァルの航空祭で盛り上がり、

キャロッツの試合を見てフボヤマのユニフォームを欲しがり、

マレ=フロンティアの魔獣ツアーで大はしゃぎする。


そして親は毎回、

「お前はただ楽しんでいるが、私は報告書を書くんだぞ……」

と頭を抱える(笑)。

この構図は、フボヤマ世界の国際関係をかなり象徴している気がする。

アルヴァリアは十分強国なのに、

上位勢があまりにも規格外すぎる。

だからこそ逆に、「伝統」「権威」「文化」「人間ゴルフの本場」という独自の価値にしがみつく理由も生まれているんだと思う。

I「良いね。アルヴァリアが単独で覇権を持つより、「ブルーネットの盟主」という位置づけがまさにそれらしい印象。多分ブルーネットで軍事同盟してもG3のどれか一つを落とす (うち二つが何もしない前提) のもたぶん無理なくらい国力差がありそう。そしてこれが協力してスターパレットという物流網を作っているのも、かつてのオレニア共和国があったから、そして後発でこれに追いついたオレニアとその礎となったヴェリンといい、アルヴァリアから見れば頭がいたそう笑

A

これはかなりそれっぽい。

むしろここまで世界設定を積み上げると、

アルヴァリアは「世界第二陣営の盟主」であることが最大の強み

になってくる。


■ アルヴァリア単独

実は結構厳しい

例えば

アトラス

GDP

軍事

宇宙

新大陸

資源


全部強い。


東辰

人口

物流

食料

国土

産業


全部強い。


アズラ=ヴァル

宇宙

航空

重工業

武威


全部強い。


だからアルヴァリア単独だと

実はG3のどこにも届かない。


■ ブルーネット盟主

ここで意味が出る。


アルヴァリア

海軍

金融

伝統


日本列島国

工業

精密技術


ヘインデラント

製造業


ニルシェット

芸術

文化

教育


霧海皇国

海運

海洋技術


みたいに

束ねる。


だから

「ブルーネット」

という形なら初めてG3と対等に話せる。


■ アルヴァリア上層部の胃痛

ここが面白い。


若手貴族

「我々こそ世界の中心」


ベテラン

「いや待て」


■ アトラスを見る

ノヴァ=ヘリオス


マレ=フロンティア


月面基地


アルヴァリア元帥

頭痛


■ 東辰を見る

アポルパン


ホルポラ


蒼京


物流網


アルヴァリア元帥

さらに頭痛


■ アズラ=ヴァルを見る

フィスリタル


アグナ=ヴァル


宇宙港


アルヴァリア元帥

薬が必要


■ さらに悪いこと

スターパレット


これが厄介。


普通なら

G3は競争する。


ところが

ある程度協力している。


■ アトラス

資本


東辰

物流


アズラ=ヴァル

航空宇宙


役割分担。


だから

三国全部を敵に回すと

補完関係まで相手にする。


■ オレニア共和国の影

さらに酷い。


スターパレットって

よく考えると

オレニアへの回答なんだよね。


オレニア

理想

分配

ツィルクリャーツィヤ


スターパレット

市場

競争

物流


方法論は違う。


でも

結果として

世界を繋いでいる。


■ アルヴァリアから見ると

一番嫌な事実


オレニア共和国

倒した


しかし


東辰

物流で繋ぐ


アトラス

市場で繋ぐ


アズラ=ヴァル

空で繋ぐ


結果

世界はもっと繋がった


■ ベテラン層の本音

これ。


「我々はオレニアを倒した」


「だが世界はオレニア化をやめなかった」


■ ヴェリングラード問題

さらに追い打ち。


オレニアは滅んだ。


しかし

ヴェリングラードが残った。


ツィルクリャーツィヤが残った。


ロボット技術が残った。


ドムエラが残った。


だから

完全勝利ではない。


■ ノルディスまで出てくる

そして最近。


ムドルヘイム


ホーキセルミ


ウィスペレンザ


が伸びてくる。


アルヴァリア視点。


「お前らまで成功するのか」


■ 面白い構図

実は世界の勢力図


G3

超大国


ブルーネット

対抗同盟


オレニア圏

残存文明


ではなく


G3

未来


オレニア圏

過去


ブルーネット

現在


みたいな立ち位置になっている。


だからアルヴァリアは、

軍事的には強国なのに、

世界を見渡すと

「なぜか自分だけが常識人」

みたいな立場になってしまう(笑)。


アトラス
「新大陸を開発します」

東辰
「世界最大物流網です」

アズラ=ヴァル
「山から宇宙に行きます」

ドムエラ
「月面基地あります」

ノルディス
「寒冷地資源都市で急成長しました」


アルヴァリア外務省

「頼むから少し落ち着いてくれ……」


というのが、最近のアルヴァリア上層部の偽らざる本音かもしれない(笑)。

I「良いね。これまでの設定を元に、フィスリタルのビジュアルを考えて。

A


■ 都市全体

上空から見ると

フィスリタルは

一つの街ではない。


複数の峰。


複数の都市区画。


複数の研究施設。


橋と空路で結ばれている。


つまり

「山脈そのものが都市」


になっている。


■ 中央部

象徴は

天空研究塔


高さではない。


標高。


世界最高クラス。


山の頂上に建つ。


その周囲に

  • 航空研究所
  • 気象研究所
  • 流体力学研究所
  • 応用物理研究所

が集まる。


■ 建築様式

ここが重要。


アトラス

ガラス

超高層


フィスリタル

白い壁

青銅

結晶



山と同化している。


まるで

山から生えている。


■ 色彩






夕方






星空


研究施設の光


観測塔の光


■ 峰と峰

フィスリタル最大の特徴。


空中橋。


吊橋。


浮遊して見える連絡路。


小型航空機発着場。


ロープウェイではない。


完全に未来技術。


■ アグナ=ヴァル基地

面白いのは

見えないこと。


観光客。


「基地どこ?」


地元民。


「見えてる」


観光客。


「?」


実は

山の中。


■ 格納庫

崖の内部。


岩盤をくり抜いている。


外から見ると

ただの岩壁。


突然開く。


機体が出る。


■ 発進

これがフィスリタルの象徴。


滑走路なし。


峰の先端。


カタパルト。


谷へ落下。


加速。


飛翔。


■ 学園都市としての顔

ここも重要。


世界中の学生。


高地エルフ。


人間。


獣人。


長命種。


研究者。


街全体が大学。


■ 空気感

ドラグ=ヴァルト

熱い


メジト=マズラ

忙しい


蒼京

穏やか


フィスリタル

静か


異様に静か。


みんな勉強している。


研究している。


考えている。


■ しかし空を見ると

静かじゃない。


超高速機。


研究機。


試験機。


アグナ=ヴァル。


常に飛んでいる。


■ 夜景

ここが一番美しい


雲海の上。


星空。


峰の上の研究施設。


光の橋。


遠くにアグナ=ヴァル基地。


試験機の航跡。


観測塔の灯火。


まるで

「空に浮かぶ知性の群島」


■ 世界から見たフィスリタル

東辰人

「すごい学術都市」


アトラス人

「変態的な航空研究都市」


ドムエラ人

「理解できるが狂っている」


アルヴァリア人

「観光地としては最高」

「軍事的には最悪」


■ 一番象徴的な景色

早朝。


雲海。


山々。


天空研究塔。


峰の間を結ぶ橋。


そして

崖の格納庫から飛び出したアグナ=ヴァル機が

雲海へ落下し、

次の瞬間には上昇して朝日を横切る。


それがフィスリタル。

「武を支える知が、空そのものを研究している都市」

という感じになると思う。

I「良いね。アルヴァリア視点だと、アグナ=ヴァルがいなくても、学術とか研究とかの時点ですでにフィスリタルは意味不明になりそう笑。東辰といいアトラスといい、上3つは規格外というか、異種族を混ぜた未来国家の顔をしていて、ここら辺はフィジカルモンスターをそろえていながら、頭脳面も化け物をそろえてるとことがアルヴァリア的にはひどいと思ってそう笑」

A

かなりそう思う(笑)。

むしろアルヴァリアの上層部は、

軍事より先に学術と人材で絶望してそう。


例えばアルヴァリア視点。

アトラス

最初はこう見える。

「資本主義の怪物国家」


でも調べる。


ノヴァ=ヘリオス

研究都市


マレ=フロンティア

新大陸研究


月面基地


宇宙産業


医療


AI


生体工学


すると

アルヴァリア官僚

「待て」

「なんで全部強いんだ」

になる。


東辰

さらに酷い。


東辰を見た最初の印象

物流国家


ところが


蒼京

行政


碧陽

地方行政


皎安

医療


ホルポラ

農業


アポルパン

物流


全部役割分担。


しかも

教育水準高い。


研究力高い。


人口多い。


官僚優秀。


アルヴァリア

「物流国家じゃないじゃないか」

「総合国家じゃないか」


になる。


そしてアズラ=ヴァル

これが一番意味不明。


昔の印象

山岳国家

武威の国

筋肉国家


航空

宇宙

応用物理

数学

材料工学

気象科学


フィスリタル

世界最高峰


アルヴァリア教授

「なぜ山岳民族が流体力学で世界トップなんだ」


アズラ=ヴァル研究者

「風を読めなければ死ぬので」


アルヴァリア教授

「・・・」


■ 一番ひどい部分

実はここ。


アズラ=ヴァルは

知性国家になったが

武威を捨ててない。


普通は

どちらかになる。


学術国家

軍弱い


軍事国家

研究弱い


しかし

アズラ=ヴァル

研究最強クラス

軍事最強クラス


両立。


■ フィスリタル問題

アルヴァリアから見ると

フィスリタルは

都市そのものが怖い。


観光客

「きれい」


研究者

「レベル高い」


軍人

「なんで基地が見えない」


情報将校

「基地が見えないのが一番怖い」


■ アグナ=ヴァル抜きでも怖い

これ。


アグナ=ヴァルを忘れても

フィスリタルだけで十分怖い。


なぜなら

あそこは

兵器工場ではなく


人材工場


だから。


毎年

大量の

航空技術者

研究者

数学者

物理学者

整備士

パイロット


が出てくる。


つまり

アグナ=ヴァルを撃墜しても

補充される。


■ アルヴァリアが一番嫌な事実

実はこれ。


アトラス

金がある


東辰

人口がある


アズラ=ヴァル

資源がある


ではない。


三国とも

最終的には

人材が強い。


■ アルヴァリアの悩み

アルヴァリアは

海軍

伝統

貴族教育

人文学

政治学

外交


は超一流。


しかし

G3を見ると


アトラス

世界の頭脳を集める


東辰

世界の人口を活かす


アズラ=ヴァル

世界の限界を突破する


方向性が全部違う。


■ だからアルヴァリア視点

フィスリタル

ノヴァ=ヘリオス

蒼京


この三都市を見ると

軍事以前に

「こいつら本当に同じ時代の国家か?」

になる。


そしてさらに嫌なのは、

その三国が仲は良くなくても、

スターパレットで繋がっていて、

研究者も学生も企業も行き来していること。


アルヴァリアの権威層からすると

「フィジカル最強の異種族を抱えながら、頭脳まで世界最高峰を揃えるのは反則ではないか?」

という感想になると思う(笑)。

特にフィスリタルなんて、

見た目は「山の学園都市」なのに、

実態は

世界最強級の航空科学研究拠点と、世界最強部隊の本拠地が同居している場所

なので、

アルヴァリア軍の視察団は毎回

「美しい街だった」

という表向きの報告書と、

「絶対に敵にしたくない」

という本音をセットで持ち帰ることになりそう(笑)。

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