フボヤマさん編_メイキング5_エピソード8、開催国の設定
フボヤマさんのいる世界をさらに膨らませていきましょう。今回はフボヤマさんが現実世界のゴルフでいうところの四大大会に相当する大会にあたる大会に臨むのですが、その背景設定として開催地や、現地国の有力選手をAにつくってもらいます。フボヤマさん編、前回
I「ゴルフの大会はツアー、いろんな国で行われるのだけど、今回酒場で上がっている大型大会はどの国で行われるのかな?予想してみて。たぶん大型大会だから、この世界でいうところの歴史のある大国で行われると思う。フボヤマ、ルシウス、朝霧の祖国はこれまで登場したと思うのだけど、あえてこの三国とは別の国ということにしよう。酒場での会話を踏襲すると、東辰連邦からはそう遠くないアクセス(現実世界の飛行機的なものなど)にあって、行こうと思えばケンタウロスの一般人がいけるくらい(1週間さきに現地にいってこの大会を観戦することが当たり前にできる)の地理的、政治的な距離にあると思うよ。もちろんゴルフができるような気候、環境がある。どんな国なんだろう?予想してみて?」
A「いいね、この大会の「開催国」を決めるのは、世界観に重力を与える大事な一手だと思う。」
これまでの流れと酒場の空気感を踏まえると、
今回の大型大会は――
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世界的な権威がある
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歴史が長い
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ゴルフ文化が「借り物」ではなく根付いている
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東辰連邦から“遠すぎない”
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観戦旅行が現実的
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そして、フボヤマ・ルシウス・朝霧の祖国ではない
そういう国がふさわしい。
今回の大型大会の開催国(予想)
🌍 アルヴァリア王国
Kingdom of Alvaria
国の位置・距離感
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東辰連邦の西方、海を越えた大陸
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飛行機的交通手段で 5〜7時間
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ビザは緩く、観戦目的の短期滞在は日常的
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ケンタウロスの一般市民でも
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有給を取って
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1週間前に現地入りし
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大会を観て帰ってこられる距離
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酒場で「行くか?」が現実味を帯びる、ちょうどいい距離。
アルヴァリア王国とはどんな国か
🏰 歴史ある多民族大国
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建国から数百年〜千年級
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王制は残っているが、立憲国家
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人間が多数派
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エルフ・獣人・ドワーフ系が長く共存
この国では異種族は「最近来た存在」ではなく、
「昔からそこにいた」
という扱い。
⛳ ゴルフ文化の位置づけ
アルヴァリアは、この世界で言うところの
「ゴルフの原郷の一つ」
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王侯貴族の嗜みとして始まり
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時代とともに市民へ広がった
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コースの多くが
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数百年単位の歴史
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改修を重ねながら使われている
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WGT四大大会のうち、
少なくとも一つは必ずここで行われる。
今回の大会もその一つ。
今回の大会の格
酒場で話題に上がる理由はこれ。
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シーズン最初の四大大会
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ここで流れが決まる
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1位と2位の差が入れ替わりやすい
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ロエロがキャディとして真価を問われる
つまり、
「今年の物語が始まる場所」
気候・環境
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温帯〜冷涼寄り
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夏でも湿度が低い
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芝が硬く、転がりが速い
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朝夕で性質が変わる
ルシウス向きに見えて、
実はフボヤマも得意なタイプ。
朝霧も、
「落ちないゴルフ」が評価されやすい。
三人が拮抗する理由が、自然に成立する。
なぜ三人の祖国ではないのか
アルヴァリアで行う意味は明確だ。
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中立地帯
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ホーム有利が少ない
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観客の期待が「誰が勝つか」に集中する
ここでは、
フボヤマだから
ルシウスだから
朝霧だから
ではなく、
「今年は誰だ?」
になる。
酒場の人々が知っているアルヴァリア像
東辰連邦の一般人にとってのアルヴァリアは、こんな感じ。
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「ああ、あの大会の国」
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「芝が速いところ」
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「あそこで勝てば本物」
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「観に行って損はない」
特別な国だが、
遠い神話の国ではない。
まとめ
今回の大型大会は、
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開催国:アルヴァリア王国
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特徴:
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歴史ある多民族国家
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ゴルフ文化の本流
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東辰連邦から現実的距離
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物語的役割:
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新シーズンの起点
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三強(フボヤマ/ルシウス/朝霧)の現在地を測る舞台
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ロエロのキャディとしての真価が問われる場所
-
酒場の客が、
グラスを傾けながら言うには――
「アルヴァリアで勝ったら、
もう言い訳できねえ」
I「アルヴァリア王国、現実世界のUKに近そうな印象だね。それではアルヴァリア王国の首都を描いてみて。今回の設定を踏まえて、ちょっとお堅い感じのいかにも歴史ある国の首都みたいな感じで。」
I「さて、今回の大会はアルヴァリア開催なのだけど、アルヴァリア出身の有力選手はどれくらいいるのだろう?世界ランク上位はどうなっている?以前の人間が世界ランキングにどれくらいいるのかの設定を踏襲して。この国はゴルフの歴史が深い国だから、世界ランキングに入っている人間にアルヴァリア出身の人間もいるんじゃないかな?そして人間の最上位が朝霧なので、異種族のトップ選手がいるんじゃないかな?1位フボヤマ(ケンタウロス)、2位ルシウス(エルフ)、そしてアルヴァリアの抱える異種族から考えて、どんな種族の有力選手がいるんだろう?あるいは若手のホープ(現在はランク外)がいても面白いかもね。複数有力選手がいるのかもしれない。予想してみて。」
A「いいね。
アルヴァリア開催という設定を最大限に活かすなら、この国は
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ゴルフの“本場の一角”
-
ただし近年はフボヤマ/ルシウスという「外来の超越者」に頂点を譲っている
-
それでも地力のある層が厚い
という立ち位置が一番しっくりくる。
以下、これまでの設定(人間は上位に一定数、トップは朝霧/異種族は突出)を踏襲して整理してみるね。
世界ランキングの大枠(現時点・大会直前)
トップ2(固定)
-
フボヤマ(ケンタウロス/東辰連邦)
-
ルシウス・シルヴァリオン(エルフ/シルヴァエルド王国)
この二人は別格。
アルヴァリアでも「王者たち」として迎えられる。
人間の立ち位置(再確認)
-
世界ランク上位100人のうち
人間は15〜20人前後 -
トップ10に入る人間は基本的に 1人だけ
-
それが
朝霧恒一(日本列島国)
アルヴァリア出身の人間は「強いが、朝霧には及ばない」という扱いが自然。
アルヴァリア王国の有力選手たち
① 人間の有力選手(歴史枠)
■ エドワード・ハースト
-
種族:人間
-
出身:アルヴァリア王国
-
世界ランク:18位前後
特徴
-
正統派リンクスゴルフ育ち
-
風と硬い芝への対応力が高い
-
大崩れしないが爆発力に欠ける
評価
「アルヴァリアらしいゴルフの完成形」
国内では英雄だが、
世界的には「あと一歩届かない」存在。
② アルヴァリアの“異種族トップ”枠
ここが重要。
アルヴァリアは
古くから異種族が溶け込んでいる国なので、
トップクラスの異種族選手がいて不思議じゃない。
■ グレイヴ・アイアンフォルド
-
種族:ドワーフ
-
出身:アルヴァリア王国
-
世界ランク:6位
特徴
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圧倒的な安定感
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パーオン率が異常に高い
-
パワーより精度と再現性
評価
「フボヤマほど飛ばず、
ルシウスほど繊細ではない。
だが、18ホールを最も正確に積み上げる男」
アルヴァリア開催では
最も“怖い地元選手”。
③ 空を読む者(準トップ)
■ セレナ・ウィンドフェザー
-
種族:ハーピー
-
出身:アルヴァリア王国
-
世界ランク:12位
特徴
-
高低差のあるコースが得意
-
風の読みが超人的
-
メンタルにムラあり
評価
「噛み合えば、
フボヤマとルシウスを一日だけ超える」
大会では
“台風の目”扱い。
若手のホープ(今回ランク外だが注目)
ここで一人入れると、世界が生きる。
■ ノア・グリーンヴェイル
-
種族:人間
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年齢:19
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出身:アルヴァリア王国
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世界ランク:圏外(ツアー参戦2年目)
特徴
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古典的フォーム
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芝の上での判断が早い
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派手さはないが、観察力が高い
評価
「ロエロの話題と重ねて語られる若者」
「“見る力”を持つ人間世代」
今回は優勝争いには絡まないが、
トップと同組になれば話題必至。
まとめ:アルヴァリアの層の厚さ
アルヴァリア王国は、
-
トップ2は外来の異種族(フボヤマ/ルシウス)
-
そのすぐ下に
-
ドワーフの安定王
-
ハーピーの風読み
-
-
人間は
-
歴史ある堅実派
-
未来を背負う若手
-
という非常にバランスの良い構図。
だからこそ、
「アルヴァリアで勝つのが一番難しい」
と言われる。
I「これを踏まえて、アルヴァリアの一般人はどんな風に大会結果を予想するのだろう?これも時刻は大会の1週間前、どこにでもあるアルヴァリアの酒場での一般人の談笑を描いてみて。アルヴァリアだし、地元選手をひいき目にみることはあると思うよ。一般人は名前はなしで種族と職業でタグ付けして。」
A「いいね。
では――
「ゴルフの本場の国が、外から来た王者たちをどう見るか」
その温度感を、アルヴァリアらしい酒場の会話で描こう。
アルヴァリア王国・首都近郊の酒場
――大会まで、あと1週間
重い木の扉。
低い天井。
壁には何世代も前の大会の写真が並び、
中央には古いテレビがある。
外は霧。
中は、暖かい。
グラスを傾ける人々は、
ゴルフを神話ではなく日常として知っている。
【人間/銀行員】
「結局さ」
「優勝は、
あの二人のどっちかだろ」
【ドワーフ/石工】
「フボヤマか、
ルシウスか」
短く、確信を込めて。
【人間/出版社勤務】
「異論はない」
「けど、
“どっちが勝つか”は
まだ早い」
【エルフ/大学講師】
「今年は、
拮抗している」
「フボヤマが1位、
ルシウスが2位」
「でも、
数字ほど差はない」
【人間/タクシー運転手】
「ロエロがついてる分、
ルシウス有利じゃないか?」
【ドワーフ/石工】
「……あのキャディか」
【人間/ゴルフ用品店勤務】
「正直に言うと」
「ルシウスの“迷いのなさ”は
去年と別物だ」
「ロエロの判断、
地味だけど効いてる」
【人間/銀行員】
「それでも、
アルヴァリアだ」
【人間/市役所職員】
「だな」
【ドワーフ/石工】
「芝が速い」
「朝と夕で、
まるで違う」
「ここは、
“読む”だけじゃ足りん」
【エルフ/大学講師】
「だから、
グレイヴだ」
【人間/出版社勤務】
「6位の?」
【ドワーフ/石工】
「6位だが、
ここでは“別枠”だ」
「積み上げるゴルフは、
この国向きだ」
【人間/タクシー運転手】
「勝つか?」
【ドワーフ/石工】
「勝たなくても、
絡む」
「それが一番、
厄介だ」
【人間/ゴルフ用品店勤務】
「セレナは?」
【エルフ/大学講師】
「ハマれば、
一日だけ支配する」
「だが四日間は、
無理だ」
【人間/市役所職員】
「人間は……」
一瞬、言葉を探す。
【人間/銀行員】
「朝霧だな」
【人間/出版社勤務】
「朝霧は、
落ちない」
「派手じゃないが、
消えない」
【ドワーフ/石工】
「だが、
ここで勝つには
“何か一つ”足りん」
【人間/タクシー運転手】
「若いのは?」
【人間/ゴルフ用品店勤務】
「ノアか」
「期待はしてる」
「でも今回は、
観る側だな」
しばし、
沈黙。
テレビには、
大会告知の映像。
フボヤマのドライバー。
ルシウスのパット。
グレイヴの無表情な構え。
【人間/市役所職員】
「正直さ」
「誰が勝っても、
納得する」
【ドワーフ/石工】
「それが、
一番いい大会だ」
【エルフ/大学講師】
「ただ――」
「一つだけ
確かなことがある」
全員が、
視線を向ける。
【エルフ/大学講師】
「ここで勝った者は、
“今年の物語”を
持って帰る」
【人間/銀行員】
「それを、
誰が持ってくかだな」
グラスが鳴る。
誰も叫ばない。
誰も断言しない。
ただ、
ゴルフの話をしているだけ。
それが、
アルヴァリアだった。
I((心の声))
ゴルフって設定便利ですね笑。ワールドツアーという形で、世界をめぐっていくので、世界観やライバル選手をちょっとずつ登場させるのに向いている!いまIがやってるみたいに、全くのノープランから世界設定を作りながら進めるのにマッチしていると思います。ふざけて選んだはずなのに、なんか最適解に近いものを握っている不思議。
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