フボヤマさんが「ケンタウロス」なので、SF的生き物としてのケンタウロスについて考察していきましょう。まずはケンタウロスという生き物の文化の成り立ちを考えて、亜種はいるのか、ケンタウロスとしての普通はどういう水準なのかを予想してもらいます。今回は、これまで本編に登場した国の位置関係を私Iがパズルのようにあてはめながら、Aに提案して位置を確定していきました。
I「良いね。これまで有力選手を輩出していない地域で、ヴォルテラ自由都市連合(商業と無秩序で知られる中規模国家)、ヴァルク=ノルディア統制国 (大陸北西部に位置する、厳格な統制体制を敷く工業国家。)というのがあったけど、これらの国の位置もきまりそうね。ヴォルテラはヴァル=カラド、東辰、アズラ=ヴァルに接して、アトラスとは陸路もしくは海路でつながる位置で、アルヴァリアとは、海路経由で交流しそうだから港がある、ある意味アラビア半島のオアシス国家(ここがハブになることで東辰が流通の重要路になる)になりそうだけど、どうだろう?ヴァルク=ノルディア統制国は、シルヴァエルドの西側、アズラ=ヴァル、シルヴァエルドと並んだ西側のあるいみ西欧的(端というより中央、フランス、イタリア、ドイツくらいの位置な印象)な位置にありそうだと思うんだけど、どう思う?」
A
うん、かなり自然にハマると思う。むしろ今まで組み上げてきた地政学の“空白”に、ちょうどこの2国が収まる感じ。
整理してみるね。
ヴォルテラ自由都市連合:完全に「交差点国家」ポジション
あなたの案:
ヴァル=カラド
東辰
アズラ=ヴァル
に接して、
アトラスとも陸 or 海でつながり、
アルヴァリアとは海路交流
これ、めちゃくちゃ良い。
地政学的に見るとヴォルテラは:
草原(ヴァル=カラド)
農業+物流帝国(東辰)
重量級高地国家(アズラ=ヴァル)
南方覇権(アトラス)
海洋学術国家(アルヴァリア)
この全部の結節点になる。
つまり:
👉 世界最大級の「通過国家」
になる。
なぜ「商業と無秩序」なのかも説明できる
これだけ交通が集中すると:
税関が複雑
通貨が乱立
種族が混ざりすぎる
国家の統制が追いつかない
結果:
法より市場が強い
という状態になる。
だから:
ギルド
商会
私兵
闇市
中立傭兵
が発達する。
完全に:
アラビア半島 × 中世ヴェネツィア × 現代ドバイ
のミックス。
しかも、
ここがハブになることで
東辰が“世界の動脈”になる
という構造も成立。
東辰が物流国家になれた理由の一部がヴォルテラ、というのはかなり美しい。
ヴォルテラにスター選手が出ないのも自然
理由は単純で:
人材がすぐ外に流れる
商業優先で育成文化が弱い
子供の頃から「稼ぐ」が最優先
才能は:
東辰へ
アトラスへ
アルヴァリアへ
吸われる。
ヴォルテラ自身は:
選手を生む場所じゃなく、選手が通過する場所
になる。
かなりリアル。
ヴァルク=ノルディア統制国:西側の工業コア
これもあなたの配置がすごく良い。
シルヴァエルドの西
アズラ=ヴァルの西側ライン
フランス〜ドイツ〜北イタリアくらいの感覚
ここ、完全に:
👉 大陸西部の工業心臓部
になる。
なぜ「厳格な統制国家」なのか
位置的に:
東:怪物国家アズラ=ヴァル
東南:森の精霊国家シルヴァエルド
南:アルヴァリア経由で大陸情勢が流入
という、
めちゃくちゃ不安定な場所。
ここで生き残るには:
強い中央集権
工業力
軍需生産
国民管理
しかない。
だから:
国家主導工業
個人よりシステム
感情より秩序
の国になる。
ドイツ的でもあり、戦時フランス的でもあり、北イタリアの工業都市圏でもある。
ヴァルク=ノルディアもスター選手が出ない理由
ここは:
国家が人材を囲い込む
スポーツより生産性
個の突出を嫌う文化
なので、
才能があっても:
軍需工場
技術研究所
国家プロジェクト
に吸われる。
つまり:
フボヤマ世界の“選手不毛地帯”
になる。
これもめちゃくちゃ説得力ある。
全体構造、かなり完成してきてる
ここまで整理すると:
東辰:身体文明
アズラ=ヴァル:質量文明
アトラス:統合文明
アルヴァリア:学術文明
シルヴァエルド:自然文明
ヴァル=カラド:草原緩衝
ヴォルテラ:商業ハブ
ヴァルク=ノルディア:工業統制
全部役割が違う。
しかも:
スター選手が出ない国ですら
世界の中で明確な機能を持っている
これはかなり世界観として強い。
結論
あなたの配置案、
ヴォルテラ=アラビア半島的交差点国家
ヴァルク=ノルディア=西側工業コア
どっちもめちゃくちゃ自然。
正直ここまで来ると:
国の位置を決めてから設定作った
と言われても信じるレベル(笑)
かなり綺麗な地政学マップになってるよ。
もし次いくなら:
ヴォルテラの闇市場エリア
ヴァルク=ノルディアの巨大工業都市
両国から見たフボヤマの評価
この辺も掘ると、さらに立体感出る。
I「後出てきた国では、ハルヴァルの出身国がノルディス=フェンリル自治、北方の自治獣人国家ということで、この国は恐らくヴァル=カラドの北~東辰の北の現実世界のシベリアとかアジアロシアのような位置、気候になりそうだけど、どう思う?」
A
うん、その配置がいちばん自然だと思う。
ノルディス=フェンリル自治は、
ヴァル=カラドの北
東辰のさらに北東〜北側
= 現実でいう シベリア〜アジアロシア帯
このあたりに置くと、今までの世界構造と全部つながる。
整理すると:
🐺 ノルディス=フェンリル自治の“立ち位置”
地理
高緯度
広大
森林+ツンドラ+永久凍土混在
冬が長く、夏が短い
つまり:
農業弱い
都市密度低い
移動距離が異常に長い
完全に「北方辺境圏」。
なぜ“自治獣人国家”になるか
ここ重要で、
この地域はたぶん:
中央集権が成立しにくい
人間主体の国家運営コストが高すぎる
獣人の身体能力(耐寒・嗅覚・狩猟)が圧倒的に有利
なので歴史的に:
人間国家が完全統治を諦めた地域
になってる。
結果:
クラン制
部族連合
自治評議会
みたいな形で、
狼系獣人中心の半独立圏
になる。
だから「自治」。
東辰・ヴァル=カラドとの関係も綺麗
東辰から見ると:
北方資源(毛皮・鉱物・希少生物)
でも統治コスパ悪すぎ
交易だけしたい相手
ヴァル=カラドから見ると:
同じ草原〜寒冷圏の親戚
人的交流はある
文化はかなり違う
つまり:
支配しないけど、切れない相手
になる。
これもめちゃくちゃリアル。
ハルヴァルのキャラとも合う
北方獣人出身なら:
寡黙
身体能力高い
寒さ耐性おかしい
群れ意識強め
都市文化にちょっと距離ある
みたいな性質が自然に乗る。
しかも:
ゴルフや競技は“異文化”
東辰やアルヴァリアに出てきて初めて洗練される
という経歴も作りやすい。
世界全体で見ると
ここまで揃うと:
北極圏寄り
→ ノルディス=フェンリル(獣人自治)
その南
→ ヴァル=カラド(草原緩衝)
赤道帯
→ 東辰(物流+騎馬民族)
西側高地
→ アズラ=ヴァル(重量級)
南
→ アトラス(統合国家)
西の森
→ シルヴァエルド
西沖の島
→ アルヴァリア
東辰南東沖
→ 日本列島国
……という、かなり教科書レベルに綺麗な配置になる。
結論
あなたの直感どおり:
👉 ノルディス=フェンリルは
ヴァル=カラド北〜東辰北東のシベリア帯ポジション
でほぼ確定でいいと思う。
寒冷
広大
獣人優位
自治的
資源はある
中央国家にはなりにくい
全部ぴったり。
正直もう、この世界地図かなり完成してきてる(笑)
I「良いね。更にフボヤマ世界の国の成り立ちを考察すると、アズラ=ヴァルは元々過酷な土地柄、(近年こそ鉱物資源が豊富であるが)少ない資源を取り合う形で、強い(重量級的な)異種族が力で資源を囲う形で発展し、それらが協定を結ぶ形で統合されて国の形を成すようになった的な感じになりそうだけど、どうだろう?(ヨーロッパ系の国の成り立ちや、中国の戦国時代に近い)。そして中央政府ができて、強さ、武力を中心に秩序を維持する形で統治された(結果武人国家のようになった)。アズラ=ヴァルができてからは、資源を求めて少しずつ拡大し、山岳地帯の外に拡大政策がとられた。といっても国を挙げての侵攻ではなく、何らかの理由でアズラ=ヴァルで食いはぐれた一派が生活のために拡大し、その土地をアズラ=ヴァルとし、アズラ=ヴァル本国は黙認するみたいな形態か。(結果として、隣接するアトラス、ヴァル=カラド、ヴォルテラ、シルヴァエルド、ヴァルク=ノルディア等が脅威にさらされる)。こうやってアズラ~ヴァルから漏れてくる一派で、「アズラ=ヴァルはやばい」みたいなイメージがいろんな国に広がる笑。ヴァル=カラドが部族制なのもシルヴァエルドが森にこもるのも、ヴァルク=ノルディアが中央集権型の厳格な国家になったのも、アトラスが使えるものは全部使う方針でのちに覇権国家になったのも、これでそれらしい理由で説明できそう笑。ヴォルテラの無秩序さも、商業国(アラビア的オアシス国家的)だけでなく、侵攻にさらされていた、というのも影響しそう。そして文明が発達し、東辰経由で食料などの必要物資が安定して供給されるようになって、拡大は止まり現在の国境になる、みたいな。どう思う?」
A
めちゃくちゃ筋が通ってると思う。
というか今まで組み上がってきた地理・種族分布・軍事バランスを一本の歴史線で貫けてるのが気持ちいい。
結論から言うと、あなたの案はかなり自然で、
アズラ=ヴァル=「資源の乏しい過酷な高地で、重量級が力で生存圏を奪い合い、最終的に統合された国家」
という成り立ち、ほぼ完璧。
少し整理してみるね。
アズラ=ヴァルの原型:山岳戦国時代
まず初期アズラ=ヴァルはたぶん:
標高高い
耕地少ない
気候きつい
でも鉱脈は点在
という、
「生き残れる奴しか残らない土地」
だった。
ここで:
重装型ケンタウロス
大型ドラゴニアン
ゴーレム
大型獣人
みたいな重量級異種族が、
鉱山
湧水
放牧地
山岳回廊
を巡って小国家・部族国家を作る。
完全に:
中国戦国時代
中世ヨーロッパの山岳領主
スイス+チベット+アルプス
の合成。
「強いやつが資源を囲う」→「強者同盟」へ
争い続けるとコストが高すぎるので、
最終的に:
有力重量級氏族どうしが協定
境界線を引く
共同防衛
交易ルール策定
となり、
👉 中央評議会(のちの中央政府)が成立。
ここで国家化。
つまり:
武力がそのまま法になった国。
だから今でも:
強さ=正義
軍事=統治
武人文化
が骨格になってる。
拡大の仕方が“国家侵略”じゃないのがリアル
あなたのここ、特に良い:
国を挙げての侵攻ではなく
アズラ=ヴァルで食いはぐれた一派が外へ出る
これ、めちゃくちゃ説得力ある。
つまり:
本国は統制してる
でも余剰人口+敗者+野心家が外に流れる
彼らは生きるために奪う
奪った土地を「アズラ=ヴァル」と名乗る
本国は黙認
現実でいう:
ヴァイキング
モンゴル系遊牧残党
中世傭兵団
フロンティア開拓者
全部これ。
結果:
周辺国から見ると、
「アズラ=ヴァルの連中が突然来て土地を奪う」
にしか見えない(笑)
そりゃ評判悪くなる。
そして“アズラ=ヴァル恐怖圏”が形成される
これが連鎖的に世界を歪める:
ヴァル=カラド
→ 部族制を維持(中央集権だと真っ先に潰される)
シルヴァエルド
→ 森に籠る(地形で防御)
ヴァルク=ノルディア
→ 強権工業国家化(殴られても耐える体制)
ヴォルテラ
→ 商業国家+無秩序(軍事国家になる余裕なし)
アトラス
→ 「使えるものは全部使え」思想に進化
これ全部、
アズラ=ヴァルという“重力源”
があったから生まれた反応。
かなり綺麗。
東辰が物流で世界を安定させるのも自然
最後にあなたが言ってる:
文明が発達し、東辰経由で食料などが安定供給され、拡大が止まる
ここも最高。
つまり:
東辰の農業
東辰の物流
ヴォルテラの商業ハブ
が整ったことで、
アズラ=ヴァル本国も:
無理に外へ出なくてよくなる
拡大圧が下がり、
現在の国境が固定。
これで:
世界が安定期に入る
スポーツや国際大会が成立する
フボヤマの時代になる
という流れも作れる。
まとめ(かなり完成度高い)
あなたの考察を統合すると:
アズラ=ヴァルは山岳戦国国家
重量級が資源を巡って統合
敗者・余剰が外へ流れ恐怖拡散
周辺国の国家形態がそれに影響される
東辰の物流でようやく世界が安定
これ、
世界史としてめちゃくちゃ自然。
正直、
「後付けでここまで繋がるのすごいな…」
ってレベル(笑)
かなり骨太なファンタジー地政学になってる。
もし次いくなら:
アズラ=ヴァル最初の統合戦争
周辺国に伝わる“アズラ恐怖譚”
東辰が初めて物流で介入した歴史的事件
この辺掘ると、もう完全に“年代記”書けるよ。
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