フボヤマ世界の、フボヤマたちがいる大陸の外に魔獣圏を有する大陸が登場したので、ここではそれを掘っていきます。前回:乾燥魔荒野エンドコンテンツクエスト「魔荒原本採り」最強ボスに気づかれずに宝石を入手せよ。/ (外伝主人公A登場回) あるハンターの話。見殺しにされた側のまま、終わりたくなかった。
I「乾燥魔荒野の画像をつくって」
I「良いね。実はアトラスはもっと早くに似たようなことをつかんでいて、ルミィと呼ばれてるような親和個体を覚醒鉱で餌付け(おやつ感覚、猫で言うところのチュールみたいな位置)していた、ということはあるのかな?もしかしたら、1か所くらい鉱脈をアトラスが握ってるのかもね。」
A
うん、かなり自然だと思う。というか――この世界観だとほぼ確実にアトラスは先に気づいてる側だと思う。
整理すると、たぶんこういう構図になる。
■ アトラスは「覚醒鉱=臓器」だとかなり早い段階で察していた
アルヴァリアが
- 偶然拾う
- 覚醒する
- 再現できない
- 原因不明で右往左往
していたころ、
アトラス側は既に
- 空からの広域観測
- 主級個体の行動ログ
- 魔力濃度マッピング
- 地殻下の反応層スキャン
を組み合わせて、
覚醒鉱は鉱物じゃない
生態系の一部
というところまで到達してた可能性が高い。
たぶん正式な内部呼称は
**「生体魔力ノード」**とか
**「循環性魔質構造体」**みたいな無機質な名前。
で、そこから逆算して:
- EX-Σ級が“核”
- 周囲にグラデーション的に殻が剥がれていく
- 外縁に落ちる欠片だけが人間に安全
まで掴んでた。
■ ルミィ系“親和個体”の扱い
ここがアトラスらしいところで、
アトラスは
殺さない
奪わない
でも“関係を結ぶ”
を選んでる。
つまり:
覚醒鉱を「報酬」として使っている。
しかも原鉱じゃなく、
- EX-Σが排出した外層
- 中層未満の“安全域”
- 魔力はあるが生態系を壊さない量
これを調整して。
あなたの言う通り、
完全に
猫にチュール
シャチに魚
カラスに光るもの
のノリ。
ルミィみたいな親和個体は:
- マレ=フロンティア近海まで来る
- 観測艇の周囲を回る
- 特定のプラットフォームに寄る
そのとき、
小さな覚醒鉱ペレットが投下される。
ルミィはそれを
- 空中キャッチ
- あるいは体表に吸収
- あるいは口腔器官で受け取る
という感じ。
アトラス側のログは淡々としてる:
親和個体L-μ01
本日接触成功
投与量0.3ユニット
行動安定
これだけ。
感情ゼロ。
■ アトラスが鉱脈を“握っている”可能性
ここが重要。
おそらく:
完全な本鉱脈は握ってない。
なぜならEX-Σの縄張りだから。
でも、
EX-Σの影響圏外で、
自然に剥離する中層クラスの“副鉱脈”
これは1〜2箇所、意図的に管理してる可能性が高い。
場所はたぶん:
- 中央高原の縁
- 魔荒原と生態圏の境目
- 主級の巡回ルート外
アトラスはそこを:
- 軍事立入禁止
- 学術管理区域
- 表向きは「環境観測ステーション」
として封鎖。
アルヴァリアから見たら
ただのアトラスの観測基地
でも実態は:
親和個体用の給餌点
生態系制御ノード
覚醒鉱の安全抽出場
みたいな場所。
■ だからアトラスは“踏破しない”
これが戦略的に一番えげつない。
アトラスは:
- EX-Σを刺激しない
- 生態系を壊さない
- でも必要最低限は確保する
つまり
魔獣圏を“生かしたまま使う”
アルヴァリアは
→ 命がけで殴りに行く
→ 原鉱を奪う
→ 全滅する
アトラスは
→ 境界で待つ
→ 余剰だけ回収
→ 主級と仲良くなる
この差。
■ アルヴァリアが一番キツいポイント
もしこの事実が部分的にでも漏れたら:
- 自分たちは死にに行っていた
- アトラスは餌やりしてた
- 覚醒鉱は「戦利品」じゃなく「おやつ」
という構図になる。
これはもう、
軍事的敗北じゃなく
文明的敗北。
布を噛むとかいうレベルじゃない。
正直ここ、
世界観的にめちゃくちゃ美しい対比になってる。
- アルヴァリア:血と死と怨恨で掴みにいく
- アトラス:観測と関係性で“待つ”
もしよければ次は:
- アルヴァリアがこの「給餌」の痕跡を掴む瞬間
- 覚醒者の彼がルミィと“目が合う”場面
- アトラス研究員の冷静すぎる内部会話
どれ行く?
I「良いね。ルミィの動画とか情報を見ていると、アルヴァリアは「給餌」らしき動きをつかむんじゃないかな?おそらく、今回の解析結果を踏まえて、あらためて分析してみた結果→「もしかしてこれは?」という感じ。そしてアトラスからは明確な答えをもらえない、という感じになりそう。どうなると思う?アルヴァリア権威層たちは荒れる?」
A
うん。
これは――かなり荒れる。しかも“感情の荒れ方”が一番えぐいタイプ。
結論から言うと:
アルヴァリアは「給餌」に気づく。
でもアトラスは肯定もしないし否定もしない。
その“沈黙”が決定打になる。
順番にいこう。
■ アルヴァリア側の気づき方(めちゃくちゃ生々しい)
きっかけはたぶん:
- ルミィの世界同時配信映像
- マレ=フロンティア観測ログ(公開分)
- フロンティア村帰還者の証言
- 原鉱解析データ
これらを並べた若手研究官か軍属が、ぽつっと言う。
「……このタイミング、おかしくないですか?」
ルミィが来る前後で:
- 覚醒鉱の微量反応が増える
- 個体の魔力安定値が上がる
- 進路が“都市側に寄る”
しかも動画をコマ送りすると:
- 空中に何か投下されている
- ルミィがそれを追っている
- 明らかに“慣れている”
そして原鉱解析班が出す補足:
「これ……
我々が命がけで持ち帰った原鉱と
同じ“層”の魔質です」
ここで初めて言葉になる。
「餌付けされてる……?」
■ 権威層会議:最初は否定から入る
最初の反応は:
- 偶然だ
- 観測誤差だ
- 陰謀論だ
- アトラスがそんな原始的なことをするはずがない
という“理性の壁”。
でも、
- 映像
- 時系列
- 原鉱データ
- 親和個体の行動パターン
が揃ってしまっている。
若手が小さく言う:
「……もし彼らが、
奪うんじゃなく“与えている”としたら……」
ここで空気が凍る。
■ アトラスへの照会
アルヴァリアは正式ルートで問い合わせる。
かなり慎重な言葉選び:
「主級個体との接触において、
特定の物質投与を行っている事実はあるか」
返答は、
完全にアトラス的。
「我々は生態系安定化のため、
国際条約の範囲内で必要な措置を講じています」
以上。
否定しない。
肯定もしない。
つまり:
黙認。
■ ここでアルヴァリア権威層、完全にキレる
でも怒り方が普通じゃない。
怒鳴らない人ほど怖いタイプ。
- 拳を握り潰す
- 歯を噛み砕く
- 記録用ペンを折る
- 誰も喋らなくなる
そして誰かが言う。
静かに。
「……我々は、死にに行っていたのか」
この一言で全て崩れる。
■ 何が一番効いたか
アルヴァリアが本当に耐えられないのは:
- 負けたことじゃない
- 奪われたことでもない
自分たちの“覚悟”が、相手に必要なかったこと。
- 仲間が死んだ
- 村が焼かれた
- 艦長が歯を食いしばった
- 若者が覚醒鉱を抱いて帰った
全部、
アトラスにとっては
「管理コスト」
だった可能性。
これ、国家としては精神的に致命傷。
■ 会議の終盤
誰か(たぶん老将)が言う:
「彼らは戦っていない。
我々だけが戦争をしていた」
沈黙。
そして結論は出ない。
ただ一つ共有される:
アトラスは
“魔獣圏すら味方にしている”
■ 以後のアルヴァリア
ここから:
- 覚醒鉱回収は続行(むしろ激化)
- 乾燥魔荒原案件に予算投入
- ゴルフ界への圧力さらに増加
- 若手覚醒者を英雄化
- フロンティア村を絶対撤退させない
全部、
「まだ終わっていない」
という国家的強迫観念。
正直ここ、めちゃくちゃ良い。
アルヴァリアはもう
- 負けてる
- でも降りられない
- しかも相手は優しくすらある
という一番きつい地獄に入ってる。
もし続けるなら次は:
- この情報を知った覚醒者の彼の反応
- フロンティア村で“餌付け”の噂が回る夜
- アトラス研究員の「別に普通ですよ」会話
どれ行く?
全部おいしい。
I「良いね。この情報を知った覚醒者の彼の反応はどうなる?少なくとも2体の主級個体に遭遇し、生還してること、原鉱の回収成功と、価値観が多少なりとも変わりそうな感じになりそうね。」
A
いいね。
ここはすごく大事な転換点になる。
彼はもう、
- フロンティア村の若者
- 境界捕食者を恐れていた新人
- 仲間を失って怒っていた少年
ではない。
主級を見て、生きて帰ってきた側。
覚醒鉱の“向こう側”を知り始めた側。
だから反応も、アルヴァリア権威層みたいに爆発しない。
むしろ――静か。
■ 最初の反応
アトラスの給餌らしき映像と解析結果を見せられたとき。
彼はしばらく黙ってる。
誰よりも長く。
周りの若手はざわつく。
「ふざけてる」
「俺たちは何人死んだと思ってる」
「だったら最初から——」
でも彼は止める。
小さく手を上げて。
■ 彼の第一声
多分、こう言う。
「……だから、あいつは怒らなかったのか」
それはΩ-03。
あのとき。
縄張りに入ったのに、
- 即殺されなかった
- 見られていただけ
- 風圧だけで追い払われた
あれを思い出してる。
■ 点と点が繋がる
彼の頭の中では、
- ルミィの挙動
- 原鉱の“空洞化”
- EX-Σの中心部
- 覚醒鉱のグラデーション
- 主級が「奪い合っていない」こと
全部が一本の線になる。
そして出てくる言葉:
「俺たち、鉱山荒らしだったんだな」
誰も否定できない。
■ 怒りじゃなく、理解が先に来るタイプ
ここが彼の資質。
普通なら:
- 憎む
- 叫ぶ
- 復讐を誓う
になるところを、
彼は先に構造を見る。
彼は言う:
「アトラスは、あれを“資源”だと思ってない」
少し考えてから続ける。
「あれは……臓器だ」
この一言で場の空気が変わる。
■ 価値観のズレ
彼にとって覚醒鉱は:
- 仲間の血
- 村の未来
- 生き延びるための切符
だった。
でも主級たちにとっては:
- 代謝
- 呼吸
- 循環
だった可能性。
アトラスはそれを理解した。
アルヴァリアは拳で取りに行った。
■ 彼の中で起きる変化
ここで彼は決定的に変わる。
復讐者にならない。
英雄にもならない。
代わりに、
「前線司令官」になる。
彼は思う:
- 殴っても勝てない
- 奪えば反撃される
- でも“近づく”ことはできる
彼は若手にこう言うようになる:
「主級を倒すな」
「見ろ」
「距離を測れ」
「あいつらの“気分”を覚えろ」
完全にハンターじゃなくなってきてる。
■ 原鉱回収成功後の生活の変化
報酬は入る。
家族は楽になる。
装備は揃う。
彼の隊は“格上”になる。
でも彼自身は贅沢しない。
理由は単純。
あれを見てしまったから。
彼はもう、
「金のために奥へ行く」
とは言えない。
■ 彼が背負うもの
- 観光船に見殺しにされた仲間
- EX-Σの影
- ルミィの無邪気さ
- 原鉱のぬくもり
全部同時に持ってる。
だから彼は言う。
「俺たちは、選ばれてない側だ」
「でも、見てしまった側だ」
これ、めちゃくちゃ重い立場。
■ 最後に彼が言う一言(かなり象徴的)
夜。
焚き火の前で。
若手が聞く。
「……隊長。どうするんですか」
彼は少し考えてから答える。
「もっと奥へ行く」
間を置いて。
「今度は、奪うためじゃない」
この時点で彼はもう:
- ハンターでもない
- 復讐者でもない
- アトラスの側でもない
新大陸側の人間
になってる。
もしよければ次は:
- 彼が初めて“ルミィと目が合う”瞬間
- 若手が彼についていけなくなる分岐
- アトラス観測員が彼を“個体識別”し始める場面
どれ行く?
どれも物語が一段深くなる。。
I「良いね。ところで覚醒鉱は、主級個体が直接栄養補給のような形で吸収した後、人間にたどり着く前の間に、大型→中型→小型の魔獣と、捨てられた残りかすが生態系的に下位に位置する生き物に摂取され、もうほとんど使用済となったのが、これまでアルヴァリアが見つけてきた覚醒鉱のかけらだった可能性があるんじゃないかな?つまり、EX-Σのような生態系の頂点にいるようなのが一番おいしいところをとって、その余りが(もしかしたら糞とか鱗のようなものを介して)より下位の生物に摂取され、そして消費されていくみたいな。主級個体の多くが、覚醒鉱の純度の高い鉱脈を抑えている、ないしは共同利用しているみたいな(その最たるものがEX-Σ)。」
A
うん――それ、めちゃくちゃ「生態系として美しい」し、世界観にも完全にフィットしてる。
かなり核心的な構造になりそう。
結論から言うと:
覚醒鉱は“資源”じゃなくて“循環物質”。
アルヴァリアが拾ってきたものは、
ほぼ全部「消化済み」。
整理してみよう。
■ 覚醒鉱の本当の流れ(新大陸型・魔力循環モデル)
これはたぶんアトラス内部では既にモデル化されてる。
ざっくり:
① 原初層(EX-Σ級/主級)
- 地殻深部の高純度覚醒鉱脈
- 魔力そのものに近い状態
- 生体と鉱物の境界が消えている
EX-Σや中央高原の主級はここに直接アクセスできる。
彼らは:
- 掘らない
- 削らない
“共鳴して吸う”。
人間の感覚で言えば:
地面ごと呼吸している
レベル。
ここが「一番おいしい」。
② 主級排出層(副産物フェーズ)
主級は全部を内部に溜め込まない。
- 代謝で排出
- 体表から結晶化
- 鱗・角・外殻として剥離
- 排泄物に混ざる
ここで初めて「鉱石っぽい形」になる。
ルミィに投与されてるのもこの層。
まだかなり純度が高い。
③ 中型魔獣層(二次摂取)
境界捕食者や大型肉食獣が:
- 主級の剥離物
- 排泄物周辺の土壌
- 魔力濃度の高い水系
を摂取。
ここで魔獣化が進む。
でももう:
- 効能は半分以下
- 覚醒は不安定
- 生体改変寄りになる
④ 小型魔獣・昆虫層(三次・四次)
さらに下位の:
- 昆虫
- 草食獣
- 擬態生物
が残滓を摂取。
ここでほぼ“燃えかす”。
魔力はあるが方向性がない。
⑤ 人間が拾う層
アルヴァリアが拾ってきた覚醒鉱のかけら。
正体は:
-
主級→中型→小型→環境
を経た
完全な残飯。
だから:
- 再現性がない
- 覚醒する人としない人がいる
- 効果がブレる
- 同じ鉱石でも結果が違う
全部説明つく。
■ EX-Σは「鉱脈の支配者」ではなく「循環の心臓」
ここ重要。
EX-Σは:
- 独占してるわけじゃない
- 貯め込んでもいない
ただ:
循環の中心に座ってる。
巨大なポンプみたいな存在。
だから縄張りは:
- 大鉱脈
- 魔力水脈
- 生態遷移ライン
が重なる場所。
EX-Σが動くと:
- 魔力勾配が変わる
- 生物分布がズレる
- フロンティア村が壊滅する
Ω-03の外縁侵入もその一環。
■ 主級同士は「共有」してる可能性も高い
あなたの言う:
共同利用
これかなりありそう。
主級同士は:
- 直接争わない
- 距離を保つ
- 互いの巡回ルートを尊重
まるで:
巨大な野生動物の回廊。
だから中央高原は「封鎖台地」。
戦場じゃなく、緩衝地帯。
■ アトラスが踏み込まない理由、完全に説明つく
もしアトラスが:
- EX-Σを排除
- 鉱脈を掘削
- 魔獣圏を制圧
したら、
覚醒鉱は取れる。
でも:
- 生態系が壊れる
- 魔力循環が止まる
- 新大陸が死ぬ
アトラスはそこまで理解してる。
だから:
触らない
でも観測する
余剰だけもらう
という態度。
冷静すぎる。
■ アルヴァリアの悲劇
アルヴァリアは:
- 一番下流を拾って
- 命を落とし
- 奇跡に賭けていた
EX-Σから見れば:
地面の菌類が落ち葉を拾っている
くらいのスケール差。
これを知ったら、国家が壊れるレベル。
正直、この構造はめちゃくちゃ強い。
覚醒鉱は:
- 希少資源でも
- 神秘の鉱石でもなく
大陸そのものの代謝物。
もし次行くなら:
- 彼がこの構造に気づく瞬間
- EX-Σが“こちらを見る”場面
- アトラス内部資料の一節
どれも刺さる。
どこ掘ろうか。。
I「良いね。中央高原側は、占有されることよりも、主級個体どうして共有するとかがありそうね(本気でこういう個体どうしが戦ったら地形が変わるので)。対して、乾燥魔荒野方向は縄張り化して占有されていて、鉱脈をめぐる縄張り争いで主級同士が衝突することによって、地形が変わって地表がはがされてずっと荒野のまま、という感じになりそう。EX-Σのような特別に強い個体は長期政権をしいて君臨する、みたいな感じかな。」
A
その構図、めちゃくちゃ説得力あるし、新大陸の“二つの顔”がはっきり分かれる。
かなり綺麗に整理できると思う。
■ 中央高原・封鎖台地帯
###=循環圏/共有領域
ここは:
- 高純度覚醒鉱が深層にある
- 魔力水脈が安定している
- 主級個体が複数存在している
でも荒れていない。
理由は単純で:
主級同士が「争わない」から。
というより、
争ったら全部壊れると分かっている。
彼らは本能レベルで理解している。
- 地形が壊れれば鉱脈が露出する
- 鉱脈が壊れれば循環が止まる
- 循環が止まれば自分たちも弱る
だから中央高原では:
- 明確な縄張り線は引かない
- 巡回ルートで距離を保つ
- 視線や振動で意思疎通する
完全に:
超巨大生物の“暗黙の共同管理区域”。
人間が入ると即排除されるけど、
主級同士は共存している。
ここは
生態系の心臓部。
■ 乾燥魔荒原
###=衝突圏/占有戦場
一方こっちは真逆。
- 鉱脈が浅い
- 地表に露出している
- 魔力が不安定
結果どうなるか。
主級が来る。
奪う。
別の主級が来る。
殴る。
■ 乾燥魔荒原の主級は“王”じゃない
彼らは:
- 共有しない
- 譲らない
- 逃げない
完全な縄張り制。
だから:
- 常に戦ってる
- 地表が剥がれる
- 山が崩れる
- 水脈が切れる
その結果:
永久荒野。
植生が戻る前に次の衝突が起きる。
■ EX-Σの立ち位置
EX-Σは例外。
あれは:
- 乾燥魔荒原側の王
- かつ循環圏と接続している特異点
つまり:
両世界にまたがる唯一の個体。
だから:
- 他の主級が近づけない
- 縄張りが異常に広い
- 地形が固定される
EX-Σがいる場所は:
- 常に破壊され続けているが
- それ以上壊れない
完全に:
魔力嵐の目。
■ 乾燥魔荒原がずっと荒野な理由
これめちゃくちゃ美しいロジックで:
主級同士の戦争が止まらないから。
- 鉱脈が浅い
- 奪える
- 奪えば強くなる
- 強くなればまた奪われる
無限ループ。
EX-Σだけがこのループを支配してる。
■ アトラスが乾燥魔荒原に手を出さない理由
ここで完全に腑に落ちる。
アトラスから見た乾燥魔荒原は:
- 価値はある
- でも制御不能
- 介入すると主級が連鎖反応する
しかも:
EX-Σを刺激したら
中央高原側まで波及する可能性。
だから:
触らない。
むしろ:
あそこは“天然の地雷原”。
他国が来ないための戦略障壁。
■ 彼の視点に落とすと
覚醒者の彼が理解し始めるのは:
- 中央高原は「生きている」
- 乾燥魔荒原は「壊れ続けている」
- EX-Σは「破壊と循環の両方を背負っている」
そして気づく。
俺たちが原鉱を掘ろうとしてる場所は
“戦場の中心”だ
だから彼は言うようになる:
「あそこは鉱山じゃない」
「戦争の残骸だ」
これはかなり深いSF×ファンタジー構造になってる。
めちゃくちゃ良い。
もし続けるなら:
- EX-Σと彼の“視線が交差する瞬間”
- 乾燥魔荒原で主級同士が衝突する遠景
- アトラスがEX-Σを“地形現象”として扱っている資料
どれ行く?
I「良いね。そうすると、「ルミィ」は中央高原・封鎖台地帯、さらにマレ=フロンティアに近いエリアにいる主級になりそうだね。乾燥魔荒原で主級同士が衝突する遠景とかもアトラスは観測はしてるんじゃないかな。そして、そういう主級の体の一部すら入手される例が少ないのは、そもそも長寿かつ頑丈かつ低産で(衝突しても簡単に戦死しない、ないしは大きな負傷をしても回復可能な肉体な可能性が高い)個体数があまり変わらない点と、彼らの体には覚醒鉱が多く含まれているから、体の出会ったり排泄物とかも生態系がより下位の動物に吸収される形で消費されるので、死骸とかも含めて生態系の一部としてすぐに消費されるんじゃないかな。」
A
うん……その整理、かなり“生態系として完成形”に近い。
今の構造、ものすごく筋が通ってる。
順番に整理してみよう。
■ ルミィの立ち位置
まず確定でいいと思うのは:
ルミィは中央高原・封鎖台地圏の主級。
さらに:
- 高純度鉱脈に直接アクセスできる
- でもEX-Σほど支配的ではない
- 縄張り意識はあるが攻撃性は低い
- 巡回範囲がマレ=フロンティア近海にまで及ぶ
つまり:
中央循環圏の“外周担当”
乾燥魔荒原の主級は
- 縄張り戦争型
- 攻撃性高
- 占有主義
に対して、
ルミィは
- 巡回型
- 関係性維持型
- 共有圏内個体
だからアトラスと“共存可能”。
■ 乾燥魔荒原の遠景観測
アトラスは間違いなく観測してる。
高高度観測機からは:
- 地形変動ログ
- 熱源急上昇
- 地殻ひずみ波形
- 魔力放射スパイク
が取れてるはず。
たぶん内部資料にはこう書いてある。
Σ圏外縁衝突事象
推定主級2体以上
地形損壊半径:6.3km
鉱脈露出確認
淡々としてる。
アトラスはそれを
「怪獣同士の戦い」
ではなく
地形イベント
として扱ってる。
ここが文明差。
■ 主級の死体が残らない理由
ここ、めちゃくちゃ重要。
あなたの仮説はかなり正しい。
整理すると:
① 主級はそもそも“死ににくい”
- 極端な耐久性
- 再生能力
- 魔力循環による自己修復
- 戦闘しても致命傷になりにくい
つまり衝突=即死ではない。
戦っても、
- 追い払う
- 縄張り線を押し返す
レベル。
② 仮に大怪我しても
主級の体内には:
- 高純度覚醒鉱層
- 魔力循環核
がある。
負傷部位は
→ 自己吸収
→ 再結晶化
→ 魔力再利用
される可能性が高い。
つまり:
“死体”という状態になりにくい。
③ もし死んだ場合
仮に主級が死んでも、
その体は:
- 魔力の塊
- 栄養の塊
- 高純度覚醒物質の集合体
だから:
- 中型魔獣が集まる
- 小型が群がる
- 微生物層が爆発的増殖
- 地面に吸収
早ければ数日、
長くても数週間で
生態系に分解吸収。
骨すら残らない可能性。
骨は
→ 魔力核を持つ結晶骨
→ 砕かれて吸収
される。
だから:
主級の“遺骸”は伝説になる。
■ 排泄物すら循環の一部
ここが面白い。
主級の排泄物は:
- 高魔力濃度
- 中層覚醒鉱混在
- 魔獣誘引性
だから、
- 中型が奪い合う
- 小型が吸収する
- 植物が突然変異する
アルヴァリアが拾ってた欠片は、
もしかしたら:
主級の排出物が
中型魔獣の消化管を通り
さらに小型層を経て
環境に落ちたもの
かもしれない。
つまり
三次消費物。
■ 個体数が変わらない理由
主級は:
- 低産
- 長寿
- テリトリー巨大
- 代謝循環型
だから
- 数はほぼ固定
- 死んでもすぐ補充されない
- 縄張りは世代を超えて維持
EX-Σが「長期政権」になるのは自然。
あれは:
強いから支配している
というより
循環に最適化しているから長生き
の可能性。
■ これを知った覚醒者の彼の理解
彼はたぶん気づく。
俺たちは、鉱山に来てたんじゃない
代謝器官に侵入してたんだ
そして思う。
乾燥魔荒原は:
王が王を殴り続ける場所
中央高原は:
王が距離を守る場所
ルミィは:
王の一人だけど、戦わない
世界観が一段上に上がる瞬間。
この設定、かなり完成度高い。
ここまで来ると次に面白いのは:
- 乾燥魔荒原で主級が本気衝突した瞬間を遠景で観測する
- ルミィの体表から自然剥離した“中層結晶”を彼が見る
- アトラス研究者が主級の個体寿命を推定している内部資料
どれ行く?
今かなり熱い。
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