フボヤマさんが「ケンタウロス」なので、SF的生き物としてのケンタウロスについて考察していきましょう。まずはケンタウロスという生き物の文化の成り立ちを考えて、亜種はいるのか、ケンタウロスとしての普通はどういう水準なのかを予想してもらいます。今回はフボヤマ世界のG3の一角、アズラ=ヴァル大陸国家を深堀りします。
I「ダムドフェルズの街の画像。」
I「良いね。サンギヘシュトのような下町感がある街として、アズラ=ヴァルにはダムドフェルズ (Damnedfelz) という街がある。こちらはアズラ=ヴァルの東側、赤道よりは北側、ヴァル=カラド側 (メジト=マズラは北側、ダムドフェルズは南寄り)。地理的には中央高地からは遠く、サンギヘシュトと近い。こちらは重工業の街で、東辰側から食料や燃料等が鉄道で送られてくる (貨物便)。鉄道はここからもヴァル=カラドやヴォルテラ、アポルパン方向に延びている。ここは次世代型航空機だとか、機体などをつくる工場とかが多い場所で、国内にも送られるし、ヴォルテラを経由して世界中に輸送される。鉱物資源は山から送られる。ここは労働者の街であり、工業製品を外に送る窓口。次世代型の飛行機は飛んでいて、メジト=マズラ、ヴォルテラ、アポルパン、リュミナ=クロスに繋がっていて、アズラ=ヴァルの工業製品を輸出する窓口になっている。この街はメジト=マズラ同様に拡大でつくられた街で、アズラ=ヴァル的には辺境で標高も低め。どうかな? 」
A
これはかなり良い。
むしろ今まで作ってきた都市群の中で、
サンギヘシュトと対になる都市
になりそう。
■ アズラ=ヴァル東部三角地帯
地図で見ると。
北
↓
メジト=マズラ
(商業)
南西
↓
サンギヘシュト
(宇宙物流)
南東
↓
ダムドフェルズ
(重工業)
になる。
■ 役割
かなり分かりやすい。
メジト=マズラ
↓
金が集まる
ダムドフェルズ
↓
物を作る
サンギヘシュト
↓
宇宙へ送る
■ 世界視点
実は恐ろしい。
研究
↓
フィスリタル
設計
↓
メジト=マズラ
製造
↓
ダムドフェルズ
宇宙輸送
↓
サンギヘシュト
という流れが成立する。
■ ダムドフェルズ
見た目。
かなり無骨。
工場。
工場。
工場。
貨物ヤード。
工場。
(笑)
■ サンギヘシュト
まだ国際都市。
観光客。
ホテル。
宇宙関係企業。
ある。
■ ダムドフェルズ
違う。
完全に現場。
■ 街並み
巨大な製造施設。
航空機組立工場。
エンジン工場。
複合素材工場。
宇宙機部品工場。
重機工場。
ロボット工場。
■ 空
特徴的。
試験飛行。
頻繁。
■ 住民
見慣れている。
巨大輸送機。
次世代型。
試作機。
軍用機。
全部飛ぶ。
■ 子供
「あれ何?」
■ 親
「新型だ」
(笑)
■ 鉄道
重要。
東辰。
アポルパン。
↓
ダムドフェルズ
↓
メジト=マズラ
の大動脈。
■ 景色
巨大貨物列車。
延々続く。
鉱石。
燃料。
部品。
食料。
全部来る。
■ アズラ=ヴァル
中央高地。
鉱物。
↓
ダムドフェルズ
■ 東辰
平原。
食料。
↓
ダムドフェルズ
■ だから
街の空気。
港町ではない。
工業都市。
■ 面白い
住民。
職人気質。
■ サンギヘシュト
宇宙物流管理者
企業社員
観光業
■ ダムドフェルズ
溶接工
組立工
機械加工
整備士
試験技師
■ 酒場
夜。
■ サンギヘシュト
「宇宙駅がな」
■ ダムドフェルズ
「溶接部がな」
(笑)
■ 国際性
ある。
ただし。
サンギヘシュト型ではない。
■ サンギヘシュト
世界中の人。
■ ダムドフェルズ
世界中の企業。
■ 例えば
アトラス。
調達担当。
ドムエラ。
設計担当。
東辰。
物流担当。
アルヴァリア。
購入担当。
■ 来る理由
観光ではない。
商談。
納品。
品質確認。
■ アルヴァリア
特に来そう。
■ 理由
次世代型。
欲しい。
でも買えない。
(笑)
■ 調査団
来る。
■ アルヴァリア
「何故これほど大量生産できる」
■ ダムドフェルズ技師
「大量生産だからだ」
■ アルヴァリア
「?」
(笑)
■ ダムドフェルズらしさ
重要。
アズラ=ヴァル。
武威国家。
■ でも
ダムドフェルズ。
英雄の街ではない。
■ 主役
工員。
整備士。
設計者。
物流担当。
■ フィスリタル
空を支配する街
■ サンギヘシュト
宇宙を支える街
■ ダムドフェルズ
それら全部を作る街
だからビジュアルとしては、
赤茶けた大地の上に広がる巨大工業都市
で、
- 巨大組立工場
- 試験飛行中の次世代型航空機
- 無数の貨物列車
- コンテナヤード
- 鉱石搬入設備
- 高架鉄道
- 溶接火花
- 巨大クレーン
が見える。
そして遠くの空には、
サンギヘシュトへ向かう輸送機が飛び、
さらにその先には宇宙へ向かう機体の軌跡が見える。
アズラ=ヴァルの都市群の中では、
最も汗と油の匂いがする街
になりそうだね。
I「良いね。こうしてみると、アズラ=ヴァルも層が厚く、エリート層から庶民層まで居場所があり、脱落者が逃げる場所もあるというか、競争社会ではあるけど、社会が上澄みだけで成り立っていない、ということで国の体がしっかりしている印象。」
A
その通りだと思う。
むしろここまで設定を積み上げてくると、アズラ=ヴァルの強さって、
アグナ=ヴァルや八英雄のような化け物がいることではなく、「普通の人間や異種族の居場所もちゃんとあること」
なんだよね。
■ 外から見たアズラ=ヴァル
アルヴァリアとかから見る。
見えるもの。
アグナ=ヴァル
八英雄
フィスリタル
サンギヘシュト
メジト=マズラ
ドラグ=ヴァルト
■ 感想
「化け物国家」
になる。
■ でも
実際に国内を見る。
すると。
リューゼル
エルヴァス
ダムドフェルズ
サンギヘシュト
みたいな街がある。
■ 面白い
国の中心を支えているのは
実はこっち。
■ フィスリタル
超エリート。
■ 人口比
少ない。
■ ダムドフェルズ
工員。
整備士。
物流。
職人。
■ 人口比
圧倒的。
■ サンギヘシュト
同じ。
宇宙飛行士より。
宇宙駅整備員。
物流管理。
保守。
清掃。
管制補助。
の方が多い。
■ つまり
アズラ=ヴァル。
英雄で成り立ってない。
社会で成り立っている。
■ リューゼル
特に象徴的。
武威国家。
普通なら。
負傷兵
↓
切り捨て
になりそう。
■ アズラ=ヴァル
違う。
一旦休め。
お前は十分戦った。
になる。
■ だから
老兵。
尊敬される。
■ エルヴァス
さらに面白い。
逃げた人。
脱落した人。
競争に負けた人。
■ 本来
武威国家。
排除しそう。
■ 実際
放置されてない。
子供は教育。
医療。
最低限のインフラ。
ある。
■ 国家の本音
「今は休め」
「戻りたくなったら戻れ」
なんだと思う。
■ だから
競争社会なのに
崩壊しない。
■ アグナ=ヴァル
象徴。
■ ダムドフェルズ
基盤。
■ サンギヘシュト
循環。
■ リューゼル
受け皿。
■ エルヴァス
安全弁。
■ ここ重要
アズラ=ヴァル。
実力主義。
でも。
使い捨てではない。
■ 東辰
広いから受け皿がある。
■ アトラス
再挑戦の制度が強い。
■ アズラ=ヴァル
競争は厳しい。
でも。
落ちても居場所は残す。
■ だから
長期的に強い。
単純にエリートを育てるだけなら、
どこの国でもある程度できる。
■ 本当に難しい
脱落者を処理すること。
■ アズラ=ヴァル
そこが意外と上手い。
■ アルヴァリア
ここを見誤りそう。
表面だけ見る。
アグナ=ヴァル。
八英雄。
フィスリタル。
■ 結論
「根性国家」
(笑)
■ 実態
違う。
ダムドフェルズ。
サンギヘシュト。
リューゼル。
エルヴァス。
がある。
■ 結果
国家全体が回る。
だからアズラ=ヴァルは、
超人だけの国ではなく、
「超人が頂点にいるけれど、その下に職人・技術者・労働者・老兵・脱落者まで含めた巨大な社会がある国」
に見える。
そしてその社会構造があるからこそ、
フィスリタルのような怪物級エリートや、サンギヘシュトのような宇宙物流網が維持できる。
実はアグナ=ヴァルよりも、
リューゼルやダムドフェルズの存在の方が、
国家としての成熟度を示しているのかもしれないね。
I「良いね。そしてこういう国家都市の成熟度というか、超人以外が社会としてちゃんと役割を持ち、アズラ=ヴァル人だといえるような国だからこそ、オレニア共和国が台頭した後も国家が分解しなかったんだと思う。アルヴァリアの元植民地のペルパポ島のような場所はオレニアに流れたけど、アズラ=ヴァルはそうならなかった、という。」
A
これはかなり本質的な話だと思う。
むしろ、
アズラ=ヴァルが超大国になれた理由
の一つがそこなんじゃないかな。
■ オレニア共和国の思想
まず。
オレニア共和国が怖かった理由。
軍事力
×
経済力
×
思想
〇
だった。
■ ロジオン
言う。
「何故お前は貧しい?」
「何故お前は搾取される?」
「何故お前は支配される?」
「平等になろう」
■ 効く国
ある。
■ アルヴァリア
効く。
■ 理由
植民地。
貴族。
権威。
身分。
中央と地方。
差が大きい。
■ ペルパポ島
まさにそう。
中央。
↓
支配者
島民。
↓
被支配者
■ オレニア
「こっちに来ないか?」
■ 島民
「行きます」
になる。
■ アズラ=ヴァル
問題。
オレニア。
同じこと言う。
■ でも
効きにくい。
■ 理由
谷がある。
リューゼル。
エルヴァス。
ダムドフェルズ。
サンギヘシュト。
■ ロジオン
「お前は搾取されている」
■ ダムドフェルズ工員
「いや給料出るが」
(笑)
■ ロジオン
「お前は使い捨てだ」
■ リューゼル老兵
「年金出るぞ」
(笑)
■ ロジオン
「敗者は見捨てられている」
■ エルヴァス住民
「学校あるが」
(笑)
■ つまり
不満はある。
でも。
国家への帰属意識もある。
■ アズラ=ヴァル人
重要。
フィスリタル卒業生。
アグナ=ヴァル。
当然アズラ=ヴァル人。
■ ダムドフェルズ工員
これもアズラ=ヴァル人。
■ リューゼル老兵
これもアズラ=ヴァル人。
■ エルヴァス住民
これもアズラ=ヴァル人。
■ だから
国家が分裂しない。
■ 面白い
拡大組。
メジト=マズラ。
サンギヘシュト。
ダムドフェルズ。
元々。
辺境。
新領土。
開拓地。
■ 普通
植民地化。
■ アズラ=ヴァル
違う。
一定期間後。
編入。
■ 理由
簡単。
そこにいる人。
アズラ=ヴァル人だから。
■ だから
辺境出身。
外征軍出身。
傭兵出身。
でも。
戦果を上げる。
貢献する。
■ 中央
「よくやった」
■ 結果
忠誠が維持される。
■ アルヴァリア
ここが違う。
植民地。
中央。
地方。
差が大きい。
■ オレニア
介入。
思想流す。
■ 地方
「確かに」
■ アズラ=ヴァル
介入。
■ 地方
「まあ不満はある」
「でも俺たちアズラ=ヴァル人だし」
で終わる。
■ 東辰
似ている。
種族多い。
地方多い。
■ アトラス
似ている。
移民国家。
再挑戦文化。
■ G3共通
重要。
超人国家に見える。
でも。
超人だけで成り立っていない。
■ オレニア共和国
むしろ。
超人国家を壊すより。
中途半端な国家を壊した。
■ アルヴァリア
一番効く。
■ G3
効きにくい。
■ 理由
国家への参加実感。
だからペルパポ島がオレニアへ流れた一方で、
サンギヘシュトやダムドフェルズやメジト=マズラが流れなかったのは、
軍事力の差ではなく、
「そこに住む人々が、自分はアズラ=ヴァル人だと思えていたかどうか」
の差なんだと思う。
そしてリューゼルやエルヴァスのような場所が存在すること自体が、
実はアズラ=ヴァルの国家としての強さの証明になっている。
超人だけを集める国は強そうに見える。
でも長続きする超大国は、
超人になれなかった人の居場所も用意している。
アズラ=ヴァルはまさにそういう成熟した国家なんだろうね。
I「良いね。そして、アズラ=ヴァルという国は再挑戦は許されている節があるから、超人になる道で折れても、歩けるようになったらまた歩き出せ、みたいな空気があると思う。子供にはちゃんと機会を与えるところとかが特にそれで、辺境に生まれたからと言って機会が制限されるかというと、そんなことはなく、山の上の頂を見て、行き長ければ登れ、みたいな感じだと思う。現役で頑張りたいものが山に登り、休むものが谷で休む、みたいな。」
A
これはかなりアズラ=ヴァルの核心に近いと思う。
ここまで設定を積み上げると、アズラ=ヴァルは実は
「勝者の国」ではなく「挑戦者の国」
なんだよね。
外から見ると勘違いされる。
■ アルヴァリア視点
見えるもの。
アグナ=ヴァル
八英雄
フィスリタル
メジト=マズラ
サンギヘシュト
■ 感想
「超人国家」
「勝者しかいない」
になる。
■ 実際
違う。
勝者しかいないのではない。
挑戦者が多い。
■ アズラ=ヴァル人
感覚。
山を見る。
■ 頂上
見える。
■ 国家
「登れ」
■ 重要
「登らなければ価値がない」
ではない。
■ むしろ
「登りたければ登れ」
に近い。
■ だから
谷がある。
リューゼル。
エルヴァス。
■ リューゼル
老兵。
負傷者。
■ 国家
「休め」
「十分戦った」
■ エルヴァス
折れた人。
疲れた人。
逃げた人。
■ 国家
「今は休め」
■ でも
ここ重要。
永久追放じゃない。
■ 子供
教育ある。
■ 大人
再挑戦可能。
■ アズラ=ヴァルの山
象徴。
常に見える。
■ 意味
「お前はまだ登れる」
■ 東辰
少し違う。
広い。
自由。
好きに生きろ。
■ アトラス
少し違う。
再挑戦制度。
何度でもやれ。
■ アズラ=ヴァル
挑戦そのものを尊ぶ。
■ だから
ダムドフェルズの工員。
アズラ=ヴァル人。
■ サンギヘシュト整備士。
アズラ=ヴァル人。
■ リューゼル老兵。
アズラ=ヴァル人。
■ エルヴァス住民。
アズラ=ヴァル人。
■ フィスリタル研究者。
アズラ=ヴァル人。
■ 違い
今どこにいるか。
だけ。
■ 極端な話
エルヴァスの少年。
谷で育つ。
山が見える。
■ 老兵
話す。
「俺も昔は谷だった」
「メジト=マズラへ行った」
「戦った」
「失敗した」
「また戦った」
■ 少年
聞く。
■ 老兵
「お前も行きたければ行け」
■ 国家
制度的にも後押し。
奨学金。
推薦。
教育便。
訓練枠。
■ 結果
辺境。
↓
中央。
谷。
↓
山。
が成立する。
■ オレニア共和国
ここが効きにくい。
ロジオン。
「平等になろう」
■ アズラ=ヴァル人
「機会はあるが」
になる。
■ だから
アズラ=ヴァルは競争社会。
でも。
閉鎖社会ではない。
■ 面白い
アグナ=ヴァルですら
同じ。
■ 教官
「落ちたか」
■ 候補生
「はい」
■ 教官
「また来い」
(笑)
■ つまり
アズラ=ヴァルの本質。
勝者の国
×
超人の国
×
挑戦者の国
〇
だからフィスリタルの頂も、
リューゼルの谷も、
エルヴァスの静かな共同体も、
全部同じ国家観の上にある。
「今はどこにいるかではなく、歩き出したい時に歩けることが大事」
それがあるから、超人だけでなく普通の人も国家に参加している実感を持てる。
そしてそれこそが、オレニア共和国のような巨大思想国家が現れても、アズラ=ヴァルが分解しなかった一番の理由なんだと思う。
I「良いね。アルヴァリアと比べると、アズラ=ヴァルだと辺境 (植民地みたいな本国以外) に生まれても特に差別はなく、実力であがれるし、折れてもそれだけでは居場所がなくならない印象。競争が激しいけども、折れたものたちにもチャンスを残しているし、政治的な駆け引きが起こりにくい土壌になってる印象。一般人だってアズラ=ヴァル人として国を支えている実感が持てると思うし、アグナ=ヴァルとかウォーハウンズとかアズラ=ヴァルの象徴みたいなのが多数あるから、応援しやすいかも。」
A
これはかなりその通りだと思う。
ここまで設定を積み上げると、
アルヴァリアは「権威の国家」
アズラ=ヴァルは「挑戦の国家」
という対比が見えてくる。
しかも面白いのは、
両方とも軍事大国なのに国家の強さの作り方が全然違うこと。
■ アルヴァリア
国家の中心。
王家
貴族
海軍
伝統
権威
■ 理想像
由緒正しい家柄
名門軍人
名門学派
英雄
■ だから
政治が絡む。
派閥が絡む。
家柄が絡む。
■ 辺境
どうしても。
本国
>
辺境
になる。
■ ペルパポ島
オレニア思想に流れた。
ある意味自然。
■ 一方
アズラ=ヴァル
■ 中心
家柄じゃない。
挑戦。
実力。
成果。
■ フィスリタル
辺境出身。
問題なし。
■ アグナ=ヴァル
辺境出身。
問題なし。
■ ウォーハウンズ
辺境出身。
問題なし。
■ 国家
「強いなら来い」
で終わる。
■ だから
政治闘争が起きにくい。
■ 理由
ルールが単純。
できるか。
↓
できないか。
だけ。
■ 更に
重要。
できなくても終わらない。
■ アグナ=ヴァル
不合格。
■ 国家
「次」
■ フィスリタル
不合格。
■ 国家
「別の道がある」
■ 負傷
リューゼル
■ 折れた
エルヴァス
■ 結果
脱落
≠
追放
になる。
■ これ
国家として強い。
■ 一般人
ダムドフェルズ。
工員。
■ 感覚
「俺が作った部品が飛んでる」
■ サンギヘシュト
整備士。
■ 感覚
「俺が宇宙を支えてる」
■ リューゼル
老兵。
■ 感覚
「昔俺が守った国だ」
■ エルヴァス
今は休んでいる。
■ 感覚
「戻ろうと思えば戻れる」
■ つまり
国家参加感。
異常に高い。
■ アグナ=ヴァル
面白い。
単なる軍隊じゃない。
国家の象徴。
■ ウォーハウンズ
同じ。
■ ドラグ=ヴァルト
競技。
■ アグナ=ヴァル
空。
■ 八英雄
宇宙。
■ 結果
国民。
応援しやすい。
■ 東辰
似ている。
ただし。
自由。
牧歌的。
■ アズラ=ヴァル
違う。
熱い。
競争。
挑戦。
■ だから
エルヴァスの子供ですら、
「俺もいつかフィスリタルへ」
と思える。
■ リューゼルの老兵
「行ってこい」
と言う。
■ 国家
奨学金出す。
■ 結果
辺境
↓
中央
谷
↓
山
の流れが生き続ける。
だからアズラ=ヴァルって、
外から見ると
アグナ=ヴァルや八英雄のような超人国家
に見えるんだけど、
内側から見るとむしろ
「普通の人でも国家の一部だと実感できる超大国」
なんだと思う。
それがあるから、オレニア共和国のような強力な思想国家が現れても、
「この国は俺たちの国じゃない」
ではなく、
「この国は俺たちの国だ」
と思う人が多かった。
だからペルパポ島のような現象が起きにくく、拡大した領域も含めてアズラ=ヴァル人というアイデンティティが維持されたんだろうね。
I「この辺りはアルヴァリア人にはわかりにくいかも笑。例えばアルヴァリアがアグナ=ヴァルとかその関係者とかを大金をはたいて引き抜こうとして、いや自分はアズラ=ヴァル人だから、みたいなナショナリズム的な感じで断られるケースが多そう、というか成功していたらそういう人材が入ってきているので、たぶん入ってきてないんだろう笑」
A
これはかなりありそう(笑)。
というか、アルヴァリア側はたぶん本気で理解できてないと思う。
■ アルヴァリアの発想
まず前提。
アルヴァリア。
権威。
名誉。
地位。
金。
■ だから
超一流人材。
欲しい。
■ 方法
金。
爵位。
研究費。
待遇。
■ アルヴァリア
「これだけ積めば来るだろう」
■ アグナ=ヴァル
「行きません」
■ アルヴァリア
「?」
(笑)
■ 本当にありそう
アルヴァリア。
調査報告。
■ 報告
「待遇に不満なし」
「給与高水準」
「研究環境良好」
■ アルヴァリア
「なら何故来ない」
■ 答え
単純。
アズラ=ヴァル人だから。
■ アルヴァリア
理解しにくい。
■ 理由
アルヴァリアだと。
国
↓
所属先
に近い。
■ アズラ=ヴァル
違う。
国
↓
共同体
に近い。
■ アグナ=ヴァル隊員
感覚。
フィスリタル。
ダムドフェルズ。
リューゼル。
サンギヘシュト。
全部知ってる。
■ だから
「俺はアズラ=ヴァル人だ」
になる。
■ 面白い
アグナ=ヴァル候補。
子供時代。
谷。
辺境。
老兵。
奨学金。
フィスリタル。
空軍。
アグナ=ヴァル。
■ アルヴァリア
「年収3倍」
■ 候補生
「だから?」
(笑)
■ アルヴァリア
理解できない。
■ 理由
自分達なら効く。
■ 貴族
「爵位をやろう」
■ 学者
「研究費をやろう」
■ 軍人
「高給をやろう」
■ これ
アルヴァリア国内では効く。
■ アズラ=ヴァル
「だから?」
になる。
■ 特に
アグナ=ヴァル。
危険。
■ アルヴァリア
「君を空軍司令官待遇で迎える」
■ アグナ=ヴァル
「嫌です」
■ アルヴァリア
「何故だ」
■ アグナ=ヴァル
「後輩育てたいので」
(笑)
■ 実際
アズラ=ヴァル。
挑戦者の国。
■ 教官
「お前を育てた」
■ 教え子
「次は俺が育てる」
■ 結果
循環する。
■ アルヴァリア
これを見て。
■ 結論
「洗脳では?」
(笑)
■ アズラ=ヴァル
違う。
単純に。
国家への参加感。
高い。
■ ダムドフェルズ工員
「俺が作った」
■ サンギヘシュト整備士
「俺が支えてる」
■ リューゼル老兵
「俺が守った」
■ アグナ=ヴァル
「俺が飛んでる」
■ 全員
「俺たちの国」
になる。
■ だから
アルヴァリア。
長年。
引き抜き。
研究者。
軍人。
技術者。
■ 結果
成功率低い。
■ 面白い
逆に。
アズラ=ヴァル。
他国人。
採用する。
■ 基準
単純。
実力。
■ アルヴァリア
「我々の人材が流出する!」
■ アズラ=ヴァル
「本人が来た」
(笑)
だからアルヴァリアの情報機関や外交官から見ると、
一番不気味なのはアグナ=ヴァルの機体性能でもフィスリタルの学力でもなく、
「あれだけ競争社会なのに、優秀な人材が外へ流出しない」
ことかもしれない。
普通は競争社会をやれば不満が溜まり、人が出ていく。
でもアズラ=ヴァルは、
- 頂上を目指せる
- 落ちても居場所がある
- 辺境でも機会がある
- 国家への参加感がある
ので、
超一流人材ほど
「俺はアズラ=ヴァル人だから」
で残ってしまう。
アルヴァリアからすると、
金も名誉も提示しているのに断られるから、
最後には本気で
「何が彼らをそこまで繋ぎ止めているんだ?」
という分析レポートが定期的に作られていそう(笑)。
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