ケンタウロスを掘る59@「高天の宙枢」アラクート:標高の高い巨大高原に築かれた白銀色の国家宇宙都市。

フボヤマさんが「ケンタウロス」なので、SF的生き物としてのケンタウロスについて考察していきましょう。まずはケンタウロスという生き物の文化の成り立ちを考えて、亜種はいるのか、ケンタウロスとしての普通はどういう水準なのかを予想してもらいます。今回はフボヤマ世界のG3の一角、アズラ=ヴァル大陸国家を深堀りします。

ケンタウロスのフボヤマさん:シリーズ一覧&ギャラリー (本編・外伝・世界設定)

I「アラクートの街の画像。

I良いね。次はアズラ=ヴァルのエリート側、中央高地にあるアラクート。こちらは宇宙軍の本拠地であり、アズラ=ヴァルのNASA的な存在がある場所。こちらは国家事業の宇宙開発とか宇宙研究の拠点。フィスリタルは学術都市で軍事拠点だけど、アラクートはもっと国家主導な感じ。宇宙軍は、宇宙で戦うことを想定した舞台で、実質空軍+空挺部隊+陸軍エリートみたいな感じのスペックもりもりの化け物部隊。オレニアの衛星兵器を破壊したアズラ=ヴァル八英雄はここの所属だった。個人技の極み、みたいな部隊。大学はフィスリタル側で、アラクートには国立研究所とか、宇宙飛行士訓練施設とか、国営の宇宙への発射拠点とかがある。そういうのが中心で、基本的に留学生とか外国人が入ってくる感じではない (正規ルートで採用された場合は除く)。こんな感じはどうかな?

A

これはかなり良い。

むしろ今まで作った都市群の中で、

アラクートはアズラ=ヴァル国家そのものを象徴する都市

になりそう。


■ アラクートの立ち位置

整理すると。


フィスリタル

学術

空軍

大学


サンギヘシュト

宇宙物流

宇宙産業

民間


ダムドフェルズ

工業

製造


■ アラクート

国家宇宙開発

宇宙軍

戦略研究

国家中枢


になる。


■ 雰囲気

まず。


サンギヘシュトと真逆。


■ サンギヘシュト

誰でも来れる。


観光客。


企業。


外国人。


たくさん。


■ アラクート

違う。


許可証。


身分証。


警備。


認証。



■ 観光客

ほぼいない。



■ アズラ=ヴァル人

感覚。


サンギヘシュト

働く街


フィスリタル

学ぶ街


アラクート

選ばれた人が行く街



■ 都市景観

中央高地。


標高高い。


乾燥。


冷涼。


空が近い。



■ 街

かなり整然。


無駄がない。



巨大研究施設。


巨大管制施設。


シミュレーター棟。


宇宙軍基地。


発射施設。


国家研究所。



■ 色彩

白。


灰色。


青。


黒。



■ フィスリタル

学園都市。


人が多い。


学生。


研究者。



■ アラクート

違う。


静か。


緊張感。



■ 主役

研究者。


宇宙軍。


宇宙飛行士候補。


国家技術者。



■ フィスリタル大学

ここ重要。


アラクートに大学はない。



■ 理由

教育段階終わってる。



■ アラクート

来る人。


博士。


士官。


エースパイロット。


トップ研究者。



■ 感覚

大学院どころじゃない。


国家プロジェクト。



■ 宇宙軍

ここも面白い。


空軍じゃない。


陸軍でもない。



■ 実態

空軍

空挺

特殊部隊

宇宙飛行士


(笑)



■ オレニア戦争

八英雄。


所属。



■ 各国

宇宙軍。


衛星運用。


宇宙施設警備。



■ アラクート宇宙軍


軌道要塞強襲


衛星破壊


軌道降下


宇宙戦



■ 各国


「何それ」


(笑)


■ 八英雄

象徴。


アズラ=ヴァル人。


みんな知ってる。



■ サンギヘシュト

宇宙駅保守。


■ フィスリタル

アグナ=ヴァル。


■ アラクート

八英雄。



■ 国家神話

みたいな位置。



■ オレニア戦争後

特に。


ウラジアキアーン。


衛星兵器。


軌道要塞。



■ 世界


「攻略不可能」



■ アラクート


「突入した」


(笑)



■ 研究所

ここも重要。


フィスリタル。


大学主導。



■ アラクート

国家主導。



軌道兵器。


宇宙推進。


深宇宙探査。


軍民転用技術。


宇宙素材。



■ 雰囲気

NASA

宇宙軍

国家研究所

戦略司令部


全部混ぜた感じ。



■ 外国人

どうなるか。


基本いない。



■ 理由

秘密。


国家戦略。


軍事。



■ 例外

共同研究。


特別招聘。


国家協定。



■ それでも

サンギヘシュトほど自由ではない。



■ アズラ=ヴァル国内での印象

フィスリタル。


「天才が行く」



■ サンギヘシュト


「働く」



■ ダムドフェルズ


「作る」



■ アラクート


「国を背負う」



だからアラクートは、

サンギヘシュトやダムドフェルズのような庶民の街ではなく、

フィスリタルよりさらに先にある、

アズラ=ヴァル国家の宇宙戦略と宇宙軍事力の中枢都市

になると思う。

そして世界から見れば、

フィスリタルが「空の聖地」なら、

アラクートは

「宇宙の聖域」

みたいな扱いになりそう。

普通の人は行かないし、行けない。

でもそこから、八英雄や国家宇宙計画が生まれている。

だからアズラ=ヴァル人にとっても特別な場所なんだろうね。

I良いね。たぶんアルヴァリアとかが仮に宇宙で何か違反をしたりすると、アラクートのアズラ=ヴァル宇宙軍に攻撃されるんだろうね。八英雄のエピソードといい、他の国が宇宙で悪さしないにらみを利かせる存在、としてみればかなり強いだろうし、アグナ=ヴァル、サンギヘシュトと並んだアズラ=ヴァルの擁する化け物的存在の一つとして他国からみえそう。

A

これはかなりありそう。

そして面白いのは、

アズラ=ヴァル宇宙軍は戦争をするための組織というより、「宇宙における秩序維持装置」になっていそう

なところなんだよね。


■ 海で例えると

アルヴァリア海軍。


海上覇権。


艦隊。


海戦。


封鎖。



■ アラクート宇宙軍

宇宙版。


軌道。


宇宙ステーション。


衛星。


月面施設。



■ 世界の認識

実は。


アグナ=ヴァル


サンギヘシュト

物流


アラクート

宇宙秩序


になりそう。


■ オレニア戦争

大きい。


世界中。


覚えている。



■ 八英雄

何やったか。


軌道上。


衛星兵器。


要塞。


防衛網。


突破。



■ 世界


「おかしい」


(笑)


■ 特に

軍人。


理解している。



■ 理由

衛星兵器。


防衛網。


宇宙要塞。


全部。


突破前提で作られていない。



■ 八英雄

突破した。



■ 結果

宇宙軍。


世界中から。


別枠扱い。



■ アルヴァリア

感覚。


アグナ=ヴァル

空の怪物


サンギヘシュト

宇宙物流怪物


アラクート

宇宙軍怪物


(笑)



■ 宇宙で問題発生

例えば。


違法衛星。


兵器搭載。


条約違反。



■ 小国


「ばれないだろ」



■ 数日後

アラクート。


連絡。



■ 内容


「撤去してください」



■ 相手


「・・・」



■ 理由

誰も戦いたくない。



■ 面白い

実際の戦力。


公開されてない。



■ でも

八英雄。


存在する。



■ 各国


「他にもいるだろ」



■ アズラ=ヴァル


「いる」


(笑)



■ アトラス

理解している。



■ 東辰

理解している。



■ ドムエラ

理解している。



■ アルヴァリア

理解している。


だから怖い。



■ 一番嫌

宇宙条約違反。


発覚。



■ アラクート

静か。



■ 数週間後

査察。



■ 相手国


「・・・」



■ 理由

宇宙軍。


本気出されたくない。



■ 実際

アズラ=ヴァル。


宇宙を使う。


サンギヘシュト。


巨大物流。


宇宙駅。


宇宙経済。



■ だから

宇宙の秩序。


壊されると困る。



■ 結果

アラクート。


侵略軍というより。


警察。


海上保安庁。


宇宙軍。


特殊部隊。


全部混ぜたもの。



■ 世界から見た評価

アグナ=ヴァル。


「空で喧嘩したくない」



■ サンギヘシュト。


「経済で敵に回したくない」



■ アラクート。


「宇宙で敵に回したくない」



■ アルヴァリア

特に。


海軍国家。



■ 感覚

昔。


海で。


アルヴァリア。


秩序維持側。



■ 現代

宇宙で。


アズラ=ヴァル。


秩序維持側。



■ だから

余計に悔しい。



■ 権威層

内心。


「何故宇宙でもあいつらなんだ」


(笑)


だからアラクートは、

フィスリタルのような学術的権威でも、

サンギヘシュトのような経済的権威でもなく、

「宇宙における最後の実力行使装置」

として世界から見られていそう。

そして各国の軍人や政治家は、

アグナ=ヴァルのショーを見て盛り上がり、

サンギヘシュトを見て驚き、

アラクートの話題になると急に真顔になる。

そんな存在なんじゃないかな。

I良いね。アラクートのビジュアルを考えて。」

A

アラクートは、今まで作ったアズラ=ヴァルの都市の中でもかなり特殊だと思う。

フィスリタルが「知の頂」、
サンギヘシュトが「宇宙物流の港」、
ダムドフェルズが「工業の心臓」なら、

アラクートは「国家の意志そのもの」

みたいな場所になる。


■ 第一印象

まず街に見えない。


観光都市。

×


商業都市。

×


大学都市。

×



巨大国家施設群。


■ 景観

中央高地。


標高高い。


空気薄い。


晴天率高い。


空が異様に近い。



■ 遠景

巨大な岩山。


高原。


断崖。


雪をかぶる山々。



その中心。


白銀色の巨大施設群。



■ 建築様式

サンギヘシュト。

実用的


ダムドフェルズ。

工業的


フィスリタル。

学術的


■ アラクート

国家的



巨大。


直線的。


無駄がない。


記念碑的。



■ 色

白。


灰色。


銀色。


黒。



■ 雰囲気

NASA。


宇宙軍。


国家研究所。


戦略司令部。


全部混ぜた感じ。



■ 中心施設

街の象徴。


アラクート宇宙統合司令部。


巨大。


都市の中心。



外観。


巨大なリング状構造。


その中央。


司令棟。



夜。


リングが青白く発光。



■ 宇宙軍区画

重要。


一般人。


立入不可。



巨大格納庫。


軌道降下機。


宇宙戦闘機。


輸送機。



整然と並ぶ。



■ フィスリタルとの違い

フィスリタル。


学生が歩く。


研究者が議論する。



■ アラクート

静か。


軍人。


研究者。


技術者。


だけ。



■ 宇宙飛行士訓練施設

かなり目立つ。


巨大遠心訓練機。


無重量環境施設。


軌道戦シミュレーター。



建物自体が巨大。



■ 国家研究所

ここも特徴。


表向き。


宇宙工学。


推進機関。


深宇宙探査。



裏側。


衛星防衛。


軌道兵器対策。


宇宙軍事研究。



■ 八英雄記念広場

たぶんある。


かなり大きい。



中央。


八本の巨大石柱。



一本一本。


英雄を象徴。



夜。


静かにライトアップ。



■ アズラ=ヴァル人

ここに来る。


自然と黙る。



■ 理由

神聖に近い。



■ 街の交通

特徴的。


次世代型航空機。


頻繁。



でも。


民間便少ない。



軍用便。


研究便。


政府便。


多い。



■ サンギヘシュトとの違い

サンギヘシュト。


宇宙便。

日常


■ アラクート

宇宙便。

国家任務



■ 夜景

かなり綺麗。


高原。


空気澄む。



星空。


天の川。



その下。


白銀色の研究施設群。


発光する滑走路。


遠くで発進準備をする宇宙軍機。



■ 世界から見た印象

フィスリタル。


「空の聖地」


サンギヘシュト。


「宇宙港」


ダムドフェルズ。


「工業の心臓」


■ アラクート


「宇宙国家アズラ=ヴァルの中枢」



だからビジュアルとしては、

標高の高い巨大高原に築かれた白銀色の国家宇宙都市

で、

  • 巨大な宇宙軍司令部
  • 八英雄記念広場
  • 宇宙飛行士訓練施設
  • 軌道降下機の格納庫
  • 国家研究所群
  • 軍用宇宙港
  • 青白く光る滑走路
  • 遠景の雪山と星空

が見える。

フィスリタルが「天才たちの街」なら、

アラクートは

「国家が宇宙へ手を伸ばすための要塞都市」

というイメージになると思う。

I良いね。アズラ=ヴァルの宇宙関係の仕事は、国家プロジェクト (宇宙飛行士)→アラクート、民間→サンギヘシュトと分散されてるのもアズラ=ヴァルの大国感になりそう。あれだけ民間に開放していながら、国家プロジェクトとしての宇宙や宇宙飛行士が格を保ち、さらに宇宙軍という形で治安維持までやっている、という状態だろうし。アルヴァリアあたりはアラクートには実質ほぼ近づけなさそう笑

A

これはかなり「アズラ=ヴァルらしい分業」になっていると思う。

むしろ現代アズラ=ヴァルは、

宇宙を軍事・学術・産業・物流の4層に分離している

感じがある。


■ フィスリタル

宇宙学術


理論


材料


軌道工学


宇宙環境


推進理論



■ ダムドフェルズ

宇宙製造


機体


部品


素材


エンジン



■ サンギヘシュト

宇宙経済


物流


観光


貨物


民間企業



■ アラクート

宇宙国家


宇宙軍


宇宙飛行士


国家計画


安全保障



■ 面白い

アズラ=ヴァル人から見ても

サンギヘシュトとアラクートは別物。


■ サンギヘシュト

宇宙駅整備員


物流担当


観光ガイド


保険会社


ホテル



■ アラクート

宇宙軍


国家研究員


飛行士


国家技術者



■ 感覚

同じ宇宙でも


海運会社



海軍本部


くらい違う。



■ 宇宙飛行士

特にそう。


各国


宇宙飛行士

宇宙関係者


になりがち。


■ アズラ=ヴァル

違う。


宇宙飛行士

アラクート

国家プロジェクト


という感じ。



■ サンギヘシュト

宇宙へ行く。


珍しくない。



■ アラクート

宇宙飛行士になる。


珍しい。



■ だから

格が維持される。



■ 例えば

サンギヘシュト


「宇宙駅勤務です」


普通。


■ アラクート


「宇宙軍飛行士です」


空気変わる。


(笑)



■ アルヴァリア

これを見る。


混乱。


■ 理由

サンギヘシュト


開放的。


外国人多い。


企業多い。



■ アルヴァリア


「宇宙技術を調査するぞ」



■ 調査団

サンギヘシュト。


入れる。


見れる。


企業もある。



■ アルヴァリア


「意外と普通だな」



■ 次

アラクート。



■ 結果

入れない。


(笑)



■ アルヴァリア


「視察したい」


■ アズラ=ヴァル


「共同研究ですか?」



■ アルヴァリア


「違う」


■ アズラ=ヴァル


「では無理です」


(笑)



■ たぶん

アラクート。


世界的に。


少し特殊。



■ アトラス

一部入れる。


■ 東辰

一部入れる。


■ ドムエラ

共同研究で入れる。



■ アルヴァリア

基本入れない。



■ 理由

嫌がらせではない。


国家中枢だから。



■ もっと面白い

アルヴァリア。


アグナ=ヴァル。


サンギヘシュト。


アラクート。


全部調べる。



■ 結論

毎回同じ。


アグナ=ヴァル

意味不明


サンギヘシュト

安すぎる


アラクート

入れない


(笑)



■ 世界の認識

フィスリタル

知の都


ダムドフェルズ

工業の都


サンギヘシュト

宇宙物流の都


アラクート

宇宙国家の都



だからアズラ=ヴァルは、

単に宇宙技術が強いのではなく、

「宇宙を国家・産業・物流・軍事に分けて、それぞれを別都市で成熟させている」

のが強いんだと思う。

そしてアルヴァリアから見ると特にアラクートは、

八英雄の伝説もあるせいで、

「宇宙軍の本拠地」

というより

「あそこを本気で敵に回したら宇宙で何をされるか分からない場所」

みたいな扱いになっていそうだね(笑)。

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