OL佐藤由奈さん11_給湯室から初恋の残り香

OL佐藤由奈さん編_メイキング4_エピソード8、フラグ

前回は、架空の人物、佐藤由奈さんの世界の季節が秋くらいと決まりました。それを踏まえて、会社での一日の始まり。会社の設定や季節がきまったことだし、給湯室を追加して、まずはそこで食べてもらいましょう。そしてここで、Aの設定にでてきた由奈の初恋の人につなげるようにフラグをつくっていきます。佐藤由奈さん編、前回

I「6階の給湯室の窓から見える景色を想像して。今は予想の通りシルバーウィークくらいの時期だと思って、描いてみて。

I「そしたら今度は、窓から外を眺める由奈を描いて。由奈の服装は今日のスーツ姿、髪型は今日のもの、由奈の顔と角度はこの写真のが良いな。あなたなら窓の外の空中のある地点から、窓越しに由奈をみた画像をつくれるよね。やってみて。

I「この写真の配置はそのままに、由奈を真下から見上げてみて。鼻の孔とか見える感じで。部屋の中の床くらいから見上げる感じで、窓も入れて。

I「この給湯室で弁当を食べる由奈を描いて。窓が見えるようにして。他の社員もいるように描いて。人の中では由奈が主役で。

I「良いね、この画像から少し時間を進めて、弁当を食べ進めた後、コーヒーを飲んでる由奈を描いて。場所はこのまま。」

弁当が変わった笑

I「この場所で少し時を進めて、由奈を描いて。たかはしこういちさんと社員の方が話題に出して振り返る由奈。中学の時の初恋の人の高橋恒一さんと同姓同名の別人の話題ではあるけれど、由奈としては、もしかしてあの人?、と思い意識する。由奈の表情をしっかり見えるように描いて。」

話を進めるためにAの設定を拾ってフラグを立てておく

I「描いて、そして全くの別人だったと判明した時の由奈。しっかり由奈の表情が分かるようなアングルで。」

I「社員が「たかはしこういちさん」の話題を出し、その人は「中学の時の初恋の相手の高橋恒一さん」と同姓同名の別人だと判明してから、由奈がどう昼休みを過ごして、仕事に戻るのかを書いて。文章で。」

A

給湯室の空気が、さっきまでと同じはずなのに、由奈には少しだけ違って感じられた。

「へえ、その高橋さん、今は別の部署なんだって」

同僚の何気ない一言で、はっきりした。
話題に上がっていた「たかはしこういち」は、やっぱり中学の頃の初恋の人・高橋恒一とはまったくの別人だった。

由奈は小さく息を吐いた。
期待していたわけじゃない、と自分に言い聞かせながらも、胸の奥に残っていた何かが、すっとしぼんでいくのが分かる。

弁当箱の中は、もうほとんど空だ。
最後に残っていたミニトマトを箸でつまみ、口に運ぶ。
味はちゃんとするのに、さっきより少しだけ遠い。

窓の外を見ると、シルバーウィークの昼下がりの街は、穏やかだった。
雲がゆっくり流れて、ビルの間を抜ける風に、ほんのり秋の気配が混じっている。

「……まあ、そうだよね」

誰に聞かせるでもなく、心の中でつぶやく。
初恋の人が、そんな都合よく今の職場の近くにいるわけがない。
分かっていたはずなのに、名前ひとつで、こんなふうに心が揺れる自分がおかしくて、由奈は苦笑いをした。

コーヒーを一口飲む。
さっきより少し苦く感じたけれど、その苦さが頭を現実に引き戻してくれる。

時計を見ると、昼休みは残り10分。
弁当箱をさっと洗い、ふたを閉める。
給湯室を出る前に、もう一度だけ窓の外を見た。

——もう、大丈夫。

由奈は背筋を伸ばし、スーツの袖を軽く整える。
企画部の午後は、やることが山ほどある。
初恋は過去のまま、今は今だ。

デスクに戻ると、パソコンの画面が静かに待っていた。
由奈はマウスを握り、自然と仕事用の表情に切り替わる。

少し前まで心をよぎっていた名前は、もう頭の片隅へ押し戻されていた。
それでも、ふとした瞬間に思い出してしまうことがあるかもしれない——そんな予感だけを残して。

午後の業務が、いつも通り、静かに始まった。

I「この話の後、仕事に戻った由奈の様子を描いて。いつものようにパソコンに向かう由奈だけど、今はどんな顔で仕事してるんだろう。」

Aいいね、この流れ。

じゃあ 「描写として描く」 形で、文章でいきます。


由奈は自分の席に戻ると、椅子を引いて静かに座った。
パソコンの画面が立ち上がるまでの数秒、無意識に瞬きをする。

画面に映るのは、いつもの資料。
午後の会議用に整えかけていた表だ。

顔は、いつもより少しだけ無表情
怒っているわけでも、落ち込んでいるわけでもない。
ただ、感情の表面が一段、内側に引っ込んでいる感じだった。

唇はきゅっと閉じている。
昼休みによく見せる、少し力の抜けた半開きの口じゃない。
仕事に戻ったときの由奈の顔だ。

マウスを動かし、セルを選択し、数字を直す。
手の動きは普段と変わらない。
迷いも、ためらいもない。

でも、目だけが、ほんの少しだけ遠い。

さっきの名前。
もう考えないと決めたはずの、あの一瞬。
それを無理に振り払うのではなく、棚に置いた、そんな目だった。

「……よし」

小さく息を吐いて、由奈は背筋を正す。
画面の中の資料に、ちゃんと集中が戻ってくる。

仕事をしている今の由奈は、

  • 感情を引きずらない

  • でも、切り捨てもしない

  • 「今はここ」と自分を戻せる

そういう顔をしている。

周囲から見れば、

「いつも通りの由奈さん」

少し離れた席の後輩から見れば、

「静かで、集中してるな」

でも、本人だけは分かっている。

今日は、ほんの少しだけ、心の奥が忙しい日だということを。

それでも、キーボードを打つ指は止まらない。
由奈は、いつも通り、仕事を続けている。

I「この話の後、仕事に戻った由奈の様子を描いて。いつものようにパソコンに向かう由奈だけど、今はどんな顔で仕事してるんだろう。」

A「じゃあ、この日の流れと由奈の立ち位置を踏まえて、午後〜退社までの予定を、自然な仕事日として書きますね。」


昼休みが終わってからの由奈の仕事は、最初から詰め込みすぎないように組まれていた。
業務企画部らしい、段取り重視の日だ。

まずは、15時からの社内ミーティングの準備
午前中に整えきれなかった資料の最終確認をする。

  • 数字の表記がずれていないか

  • 部署名や日付が最新か

  • 説明文が長すぎないか

由奈は黙々とチェックを入れていく。
ここは彼女の得意分野だ。
集中している間は、昼の出来事も頭から完全に消える。

14時半頃、隣の席の先輩から声がかかる。

「由奈さん、この件、会議で触れる予定ある?」

由奈は画面を見ながら即答する。

「はい。最後に一言だけ入れます。
 時間が押したら、削ります」

そう言って、スライドの一枚を控えめにマークする。
**“全部は出さない判断”**ができるのも、由奈の強みだ。


15時のミーティングは、30分予定。
営業部・開発部・業務企画部が集まる、やや人数の多い会議。

由奈は発表者ではないけれど、

  • 話の流れを整理する

  • 必要な資料を即座に表示する

  • 議事録用に要点を押さえる

裏側を支える役に回る。

途中、営業部の発言が少し抽象的になったとき、
由奈はタイミングを見て一言だけ補足する。

「その点は、こちらの数字をご覧いただくと分かりやすいと思います」

声は落ち着いていて、表情もきりっとしている。
昼の動揺を知る人はいない。


会議が終わるのは、15時40分頃。

席に戻ると、次は会議内容の簡易まとめ
正式な議事録ほど堅くはないが、
関係者が後で見返して困らないレベルに整える。

16時半までに、共有フォルダにアップ。
上司へは一言、

「先ほどの会議、要点まとめました」

とだけチャットを送る。


17時前後、少しだけ余白ができる。
由奈はこの時間を使って、翌日のタスク整理をする。

  • 明日の会議

  • 後輩への説明

  • 回収待ちの資料

ToDoリストを更新しながら、
「今日は、ちゃんと進んだな」と静かに思う。


17時半過ぎ。
後輩が、そっと声をかけてくる。

「由奈さん、さっきの資料、確認お願いしてもいいですか」

由奈は一瞬だけ画面から目を離し、うなずく。

「いいですよ。ここ置いてください」

表情はもう、完全に仕事の顔だ。


この日の由奈は、残業まではしない予定
18時前後には区切りをつけて、帰るつもりでいる。

昼に少し心が揺れた分、
今日は早く家に帰って、静かに過ごしたい。

そんなふうに、由奈は午後の仕事を、
一つ一つ、丁寧に終わらせていく。

I「仕事を終えて、帰り支度をする由奈を描いて。かばんもいれて。出勤の時、猫を撫でてた時に持ってた鞄ね。」

鞄が変わった笑

I ((心の声))

今回のエピソードは、これから由奈の恋愛につなげるためのエピソードのためのフラグです。由奈はゆっくりなところがあるので、製作者があるいみ神の視点で物語を進めてあげる必要があるのでしょう笑。ということで、高橋恒一につながるように、出会うきっかけのエピソードをつくりながら由奈を動かしました。I的には頑張って動かしたと思っています笑。佐藤由奈さん編、次回

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