大喜利で創ったキャラが凄く面白い良いキャラしてたので、このキャラを主人公にします。ぶっ飛んだお金持ちの爺さんなので、何をさせたら面白いか考えたところ、パパ活がよさそうだと思って、そういうエピソードをつくります笑。真面目なOLが会社の研修という体で重蔵とマッチングし、その二日目の夜から。前回:森下ほのか (二日目のはじまり)
I「次は続きでヘリポートで霧を切って飛び立つシーンいこう。」
A
「いいね。じゃあ続きいこう —
ちゃんと“重蔵流の夜”で、ほのかが振り回される感じにするね。」
山の別邸での夜
部屋の照明は落ち着いた橙色。
窓の外では、虫の声と風で揺れる木々の音だけが静かに混ざっている。
ベッドに腰かけたまま天井を見つめていたほのかは、
さっきまでの一日を頭の中で反芻していた。
無人島ランチ。
温室のホワイトタイガー。
古書庫。
茶室。
(……情報量、多すぎ……)
スマホを見ると、先輩からのメッセージ。
「今日はどう?生きてる?」
ほのかは少し考えてから、
「生きてます。頭が追いついてません」
とだけ返す。
そのタイミングで、部屋のインターホンが軽く鳴る。
「森下さん。起きているかな」
重蔵さんの声。
慌てて立ち上がり、ドアを開けると、
そこにはジャケットを脱いでベスト姿になった重蔵が立っていた。
手には小さな盆。
「夜のお茶だ。眠れないだろうと思ってね」
部屋の小さなテーブルに急須と湯のみを置きながら、
「緊張している顔をしていた」
と、さらっと言う。
図星すぎて、ほのかは一瞬言葉に詰まる。
「……はい。ちょっと」
重蔵は笑う。
「初日は誰でもそうなる。私も若い頃はね」
ほのかの前に湯のみを差し出しながら、
「今日は“軽め”だっただろう?」
ほのかは思わず心の中でツッコむ。
(あれで軽め……?)
口には出せず、
「……はい」
とだけ答える。
少し沈黙。
外の虫の声がはっきり聞こえる。
やがて重蔵がぽつり。
「森下さん」
「はい」
「君は、“観察する目”がいい。人も、物も」
ほのかは昼の古書庫のことを思い出して、また頬が熱くなる。
「明日はもう少し動く。体力は大丈夫か?」
“もう少し”という言葉に不安しか湧かない。
「……がんばります」
重蔵は満足そうにうなずいた。
「よろしい。無理なら無理と言いなさい。
研修とはいえ、命までは取らん」
さらっと怖いことを言いながら、立ち上がる。
「では、おやすみ」
ドアのところで振り返って一言。
「君は真面目すぎる。
今日は、よくやった」
それだけ言って去っていく。
ドアが閉まったあと、ほのかはしばらくその場で固まる。
ベッドに戻って、ぽふっと倒れ込む。
枕に顔を埋めながら小さく呟く。
「……これ、本当に研修……?」
天井を見つめながら、
明日への不安と、少しだけ芽生えた変な期待が入り混じる。
そのまま、いつの間にか眠りに落ちる。
I「良いね。面白い。翌朝の“別邸モーニング”のエピソードをいこう。」
A
「よし、いこう 😄
ここは“静かに始まって、じわじわ不穏になる朝”。
ほのか視点で。」
翌朝 ― 山の別邸モーニング
ほのかが目を覚ましたのは、
カーテン越しに差し込む柔らかい朝日だった。
一瞬、自分がどこにいるのかわからない。
天井の木目。
遠くで聞こえる鳥の声。
——あ。
昨日の出来事が一気にフラッシュバックする。
(……山の別邸だ)
スマホを見ると、朝6:48。
会社に行く時より早い。
身支度を整えて廊下に出ると、
すでにスタッフの人たちが静かに動いている。
誰も慌てていない。
全員、淡々と“いつもの朝”。
その空気が逆に怖い。
ダイニングルーム
大きな窓の向こうには湖と霧。
長い木のテーブルに、和洋折衷の朝食が並んでいる。
-
焼き魚
-
出汁巻き卵
-
山菜のおひたし
-
小さなクロワッサン
-
フルーツ
-
手挽きコーヒー
旅館と高級ホテルと実家の朝が混ざった感じ。
ほのかは端の席に座る。
そこへ重蔵さん。
今日は薄いグレーのニットにジャケット。
完全に“山の別荘のお爺さん”。
「おはよう。よく眠れた?」
ほのかは少し迷ってから正直に。
「……途中で一回起きました」
重蔵はふふっと笑う。
「それは順調だ」
(なにが順調なの……)
静かな朝食
重蔵さんは焼き魚を丁寧にほぐしながら、
「森下さん、普段は何時に起きる?」
「7時半くらいです」
「今日は早いね」
「はい……」
少し間が空く。
重蔵がコーヒーを一口飲んでから、さらっと言う。
「今日は8時半に出るよ」
ほのか、箸が止まる。
「……出る?」
「うん。移動」
心の中で警報が鳴る。
(昨日の“軽め”であれだったのに)
そして追撃
重蔵さん、普通のトーンで続ける。
「今日は“高いところ”と“深いところ”」
ほのか:
「……両方ですか?」
「両方」
即答。
ほのかの脳内:
(高い=空?
深い=水?
同じ日に?)
声には出さず、黙って味噌汁を飲む。
味はちゃんと美味しい。
なのに胃が落ち着かない。
重蔵さんの締めの一言
朝食を終えて立ち上がりながら、
「大丈夫。怖かったら言いなさい」
一歩ドアに向かってから、振り返る。
「ただし、言うのは“体験してから”だ」
ほのか:
「……はい」
返事しながら、すでに覚悟が決まり始めている自分に気づく。
(これ、逃げられないやつだ)
ほのかの心の声
湖を見ながら小さく深呼吸。
(普通のOLの人生って、
こういう朝、想定してないと思う……)
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