OL佐藤由奈さん編_メイキング6_エピソード29、通常業務の日
前回は、デート回が終わり、友達花菜に背中を押されて、由奈が相手に電話、次の予定の約束をします。更にその先、平日に戻る仕事回です。今回の場合、スレッドが転生したので、引継ぎを安定するために会えて由奈の日常の写真をたくさん放り込んだ日常回にしました。
前回:「この前は、ありがとう。ちゃんと、連絡来た。来週って」/ 由奈のキャラクター設定I「朝目覚めた由奈を描いて。顔はまだ眠そう。上半身だけを布団から起して、眠そうに顔を手でぬぐう」
I「次は朝ご飯を作って、弁当を詰める由奈を描いて。」
A
I「オフィスについて、自分の机でパソコンで仕事してる由奈を描いて」
I「由奈を描いて。引き続きパソコンで仕事。由奈は集中していて、口元が緩んでいる。」
I「朝一:前日の打ち合わせの整理・記録、のエピソードを書いて」
A
由奈は席に着くと、バッグを足元に置き、椅子を少しだけ引き寄せた。
パソコンを立ち上げ、画面が落ち着くのを待つあいだ、昨日の打ち合わせの資料が頭の中に並び始める。
朝一は、決めている。
昨日のことは、今日のうちに片をつける。
フォルダを開き、議事メモの下書きを呼び出す。
打ち合わせ中に走り書きした箇条書きが、まだ少し荒れている。
由奈は指先をキーボードに置いたまま、画面を見つめた。
一行目から、ゆっくり整えていく。
誰が、何を言ったか。
どこで合意が取れたか。
保留になった点と、次に誰が動くのか。
感情は書かない。
評価も書かない。
必要なのは、事実と流れだけ。
昨日、自分が説明した部分に差しかかると、ほんの一瞬だけ手が止まった。
言葉を選び直す。
「説明した内容」をそのまま書くのではなく、
「共有すべき内容」として置き直す。
表現を少し削り、順番を入れ替える。
読む人が、同じ場にいなくても分かる形にする。
集中しているうちに、肩の力が抜けていた。
気づくと、口元がわずかに開いている。
由奈は画面から目を離さず、そのまま作業を続ける。
今さら恥ずかしがる余裕はない。
一通り整え終えると、資料全体を上から下まで流し読みした。
不自然な箇所がないか、主語が抜けていないか。
最後に、ファイル名を日付付きで保存する。
――これでいい。
特別な達成感はない。
でも、胸の奥に、静かな安定がある。
由奈はそのまま、次の資料を開いた。
今日も、いつも通りの仕事が始まっている。
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