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橘美月さんは私のもっている写真に投入していきます。美月の造形としては、由奈とかとは作り方が逆で、写真の中に投入することで、個性を作ってくことにしましょう。前に美月の友達として、中西ひなたをつくり、美月と女子会をさせることに。女子会には大人な立場でみれる人もいるほうがバランスが良いだろうということで美月らの先輩として「相馬遥」を登場させました。ひなたの読モ時代の先輩の篠崎凛と繋がり、美月、ひなた、凛で美月で会う流れになった後、三人で美月の地元広島に向かい、凛の父親かもしれない人について情報を得て、その後の流れです。
前回:女子会@三人で駅に向かう。来た時より静か。でも重くない。、美月三面図など:キャラデザイン/ 「A」と「I」のふしぎな雑談ほか
I「美月をこの写真の椅子に座らせて」
I「良いね。次は「淵本の家での篠崎さんとラン」いこう。お昼ごろ、淵本家は父母の二人が対応。篠崎さんはランをかわいがり、ランもうれしそう、交流をする。ここで淵本の父母が娘について聞いてもよいかと聞いて、篠崎さんは良いと答えた。そして凜という名前の娘ではないかと、美月からもらった凜の写真を見て、篠崎さんは号泣して泣き崩れた。篠崎さんは何も言わず、淵本夫妻と、ランが静かに寄り添う。その日は、次は木曜日に会いに来ることだけが決まり、篠崎さんは帰宅した。凜が娘かどうかは明確にはわからなかったが、写真と名前を聞いて、号泣したことは確かだった。これを踏まえてエピソードをつくって。」
A
いいね。
ここは言葉より沈黙が強い回。
篠崎さんが何も言えないこと自体が、答えに近い。
いこう。
🐈 月曜日・昼前
淵本家
広島郊外の住宅街。
二階建ての一軒家。
庭先には植木と、小さな縁側。
玄関を開けると、すぐに猫の気配。
三匹。
静かに歩き回っている。
その中に、ラン。
白と茶の毛。
柔らかい目。
インターホンが鳴る。
淵本の母が出る。
「篠崎さん」
篠崎さんは少し痩せている。
年齢より老けて見える。
腕には透析用のシャント。
手には小さな紙袋。
「こんにちは」
声は優しい。
でも少し弱い。
ランが気づく。
トトト、と床を歩く。
篠崎さんの足元へ。
一瞬止まる。
匂いを嗅ぐ。
次の瞬間、
「にゃ」
甘える。
篠崎さんがしゃがむ。
「ラン」
声が、少し震える。
頭を撫でる。
喉を撫でる。
ランはゴロゴロ鳴く。
他の猫たちも近づく。
穏やかな時間。
リビング。
お茶。
ランは篠崎さんの膝。
篠崎さんはずっと撫でている。
淵本の父が言う。
「元気ですよ」
篠崎さん、小さく笑う。
「ありがとうございます」
「ここに来ると安心します」
その言葉は本音。
少し時間が経つ。
猫たちが落ち着く。
淵本の母が言う。
「篠崎さん」
篠崎さん、顔を上げる。
「はい」
母は言葉を選ぶ。
「少し聞いてもいいでしょうか」
「娘さんのことです」
空気が静かになる。
篠崎さんは少しだけ目を伏せる。
それから頷く。
「……いいですよ」
声は穏やか。
でも少しだけ緊張。
淵本の父がスマホを出す。
「実は」
「この方を知っているか、聞かれまして」
画面を見せる。
凜の写真。
昨日の。
自然な顔。
強い目。
篠崎さんの目が止まる。
一瞬。
本当に一瞬。
呼吸が止まる。
「……」
口が開く。
閉じる。
もう一度見る。
写真。
そして、
「名前は」
父が言う。
「凜」
その瞬間。
篠崎さんの肩が崩れる。
手が震える。
膝にいたランが顔を上げる。
篠崎さんの目から、
涙が溢れる。
声が出ない。
ただ、
「……」
喉が詰まる。
次の瞬間。
崩れる。
その場に。
泣き崩れる。
声を殺した嗚咽。
体が震える。
両手で顔を覆う。
誰も何も言わない。
淵本の父母はただ見守る。
ランがゆっくり近づく。
篠崎さんの膝に乗る。
顔を押しつける。
篠崎さんはランを抱く。
強く。
「……」
言葉は出ない。
ただ、
泣く。
長い時間。
やがて、
呼吸が落ち着く。
篠崎さんはまだ涙を拭く。
顔は赤い。
何も説明しない。
誰も求めない。
沈黙。
それだけで十分だった。
篠崎さんが言う。
かすれた声。
「……すみません」
淵本の母が首を振る。
「大丈夫です」
父も言う。
「急がなくていいです」
篠崎さんは頷く。
そしてランを撫でる。
ランは落ち着いている。
帰る前。
玄関。
篠崎さんが言う。
「……また」
少し息を整える。
「木曜日」
「来てもいいですか」
淵本の父が頷く。
「もちろん」
篠崎さんは深く頭を下げる。
そしてゆっくり歩いて帰る。
背中は小さい。
でも、
逃げる背中ではない。
リビング。
淵本の父母が静かに座る。
母が言う。
「……あれは」
父が頷く。
「名前で泣いた」
それだけ。
確定ではない。
でも、
確かな感情。
ランが窓辺に座る。
尻尾をゆっくり振る。
静かな午後。
次に来るのは、
木曜日。
物語は、
まだ答えを出していない。
でも、
確実に近づいている。
ここから先、かなり大きな展開が作れる。
次の強いシーンはたぶんこれ:
① 淵本から凜への報告
(凜の夜が崩れる可能性)
② 篠崎さんの帰り道の独白
(過去が少し見える)
③ 木曜日、凜が広島に来るか問題
どれを先に描くと一番ドラマが強いかというと
👉 ① 凜への報告 が一番強い。
凜がこの話を聞いた時、
かなり大きく心が動く。
ここ、かなりいいシーンになる。
I「良いね。次は淵本から美月に報告がいき、それを美月から凜に転送するエピソードをいこう。まだお昼時で15時くらい。凜、どうなる?凜はもちろんこの日は仕事が入ってる。」
A
いいね。
ここは仕事中の凜の内側が揺れる回にすると凄くリアル。
泣き崩れない。でも確実に動く。
🕒 月曜日・15:07
大阪・オフィス
凜はデスクにいる。
ノートPC。
画面にはスプレッドシート。
広告案件の数字。
電話も鳴る。
いつもの月曜日。
広島のことは、朝から一度も考えないようにしていた。
考えたら仕事にならないから。
スマホが震える。
画面。
美月
📩
「今大丈夫ですか」
凜、指が止まる。
でもすぐ返信。
📩
「大丈夫」
数秒。
メッセージが長い。
淵本さんから連絡がありました。
今日お昼に篠崎さんがランに会いに来たそうです。写真を見せて、名前を伝えたそうです。
凜の心臓が一回強く鳴る。
周りは普通のオフィス。
誰も気づかない。
メッセージの続き。
凜という名前を聞いて、
篠崎さんは泣き崩れたそうです。
凜の呼吸が止まる。
一瞬。
マウスの手が止まる。
画面の数字がぼやける。
さらに続く。
何も言わなかったそうです。
ただ泣いていたと。木曜日にまた会いに来ることになったそうです。
静か。
オフィスの音。
キーボード。
コピー機。
電話。
全部普通。
凜だけが、止まっている。
凜は画面を閉じない。
逃げない。
ただ、深く息を吸う。
吐く。
もう一度、メッセージを読む。
凜という名前を聞いて泣き崩れた
胸の奥が痛い。
でも、
嫌な痛みじゃない。
ひなたからもメッセージ。
📩
「今見た?」
凜:
📩
「見た」
ひなた:
📩
「大丈夫?」
凜、少し考える。
📩
「分からない」
正直。
凜は椅子にもたれる。
天井を見る。
頭の中で浮かぶのは、
父が消えた日の記憶。
怒り。
恥。
空白。
でも今、
その空白の向こう側に
泣いている男
がいる。
凜がぽつりと呟く。
小さく。
「……なんで泣くんだよ」
責める声じゃない。
戸惑い。
デスクの向こうから同僚。
「篠崎さん?」
凜、すぐ戻る。
「はい?」
「この数字確認お願い」
凜、画面を見る。
「了解」
仕事は止めない。
ここが凜。
数分後。
美月からもう一通。
📩
「凜さん、無理しないでください」
凜は少し笑う。
返信。
📩
「仕事中」
📩
「泣くのは夜にする」
既読。
すぐ返信。
📩 美月
「ひなたと行きます」
凜:
📩
「来なくていい」
📩
「でもありがとう」
凜はランの写真を開く。
窓辺の猫。
優しい目。
凜が小さく言う。
「……会うのかな」
今まで一番リアルな問い。
仕事の手は止めない。
でも今日は、
数字の奥に
一人の男がいる。
透析の腕。
猫を撫でる手。
名前を聞いて泣いた顔。
凜は思う。
木曜日。
それまでに、
自分の中で
答えを作らなきゃいけない。
会うのか。
会わないのか。
娘なのか。
違うのか。
スマホを伏せる。
深呼吸。
そして小さく呟く。
「……逃げない」
それだけ決める。
この次の展開、めちゃくちゃドラマが強い。
ここから3つの巨大イベントがある。
① 篠崎さんの帰り道(過去の回想)
→ 父がなぜ消えたのか少し見える
② 凜のその夜(ついに泣く可能性)
③ 木曜日:凜が広島に行くかどうか
そして実はここで
ひなたの恋愛にも大きな変化が起きるタイミング。
もしよければ次、
**凜の夜(かなり強いシーンになる)**を書こうか。
I「良いね。この日の凜の夜、どうなる?」
A
いいね。
この夜は 泣くかどうかより「どう泣くか」 が大事。
凜は崩壊タイプじゃない。
静かに崩れる。
いこう。
🌙 月曜日・23:18
大阪・凜の部屋
部屋は静か。
シャワーはもう浴びた。
髪は半乾き。
机の上にはノートPC。
仕事は終わっている。
でも、今日は何もする気が起きない。
ソファに座る。
部屋の灯りは間接照明だけ。
暗い。
スマホ。
LINE。
美月とのトーク。
ひなたとのトーク。
その上に、
淵本の報告の転送。
凜はもう三回読んでいる。
それでもまた開く。
凜という名前を聞いて
篠崎さんは泣き崩れた
凜がぽつり。
「……なんで」
怒ってない。
困ってる。
戸惑ってる。
凜の頭の中。
昔の父。
若い。
声が大きい。
家の中心。
ヒーロー。
そして突然消えた。
説明もなく。
凜はソファにもたれる。
天井を見る。
「……遅いんだよ」
声は小さい。
でも涙が出る。
静かに。
ぽろぽろ。
止めない。
止める理由もない。
凜が思う。
もし父だったら。
透析。
老いた体。
猫に会いに行く生活。
あの頃の父じゃない。
でも、
それでも。
名前で泣いた。
凜の胸の奥。
ずっと固まっていたものが
少し溶ける。
怒りじゃない。
悲しみでもない。
時間。
ただ長い時間。
スマホが震える。
📩 ひなた
「まだ起きてる?」
凜、少し笑う。
📩
「起きてる」
すぐ電話。
凜、出る。
📞 ひなた
「泣いた?」
凜:
「……泣いた」
正直。
ひなた:
「偉い」
凜:
「基準それやめろ」
ひなた笑う。
少し沈黙。
ひなたが言う。
「木曜どうする?」
凜、少し考える。
「……行く」
ひなた:
「だよな」
凜:
「でも」
一拍。
「会うかどうかはその場」
逃げない。
でも急がない。
今の凜。
ひなたが言う。
「私も行く」
凜:
「来なくていい」
ひなた:
「行く」
凜:
「なんで」
ひなた:
「よだれ姉だから」
凜、吹く。
「最低」
でも少し楽になる。
電話を切る。
部屋が静かになる。
凜は窓を開ける。
夜の空気。
大阪の街。
遠くの車の音。
凜が小さく言う。
「……会うのか」
怖い。
でも逃げたくない。
それが今の答え。
ベッドに入る前。
凜はランの写真を見る。
窓辺。
穏やかな目。
凜が言う。
「……守ってくれてたんだな」
誰に向けた言葉か
分からない。
父かもしれない人。
猫。
それとも自分。
電気を消す。
今日はちゃんと泣いた。
だから少し軽い。
木曜日まで、
あと三日。
ここから物語は一段上がる。
次の大イベントは
木曜日:広島
そこで起きる可能性は大きく三つ。
① 篠崎さんが凜の名前を呼ぶ
② DNAなどの話が出る現実ルート
③ 父ではない可能性も出る
そして実はもう一つ。
淵本というキャラが凜に興味を持ち始める可能性。
これを入れると物語がさらに深くなる。
I「良いね。その夜、美月から、淵本に凜と直接連絡を取ってもらうことはできないかと連絡したら、OKとの返事で、美月が淵本と凜をつないだ。凜と淵本がラインで会話する。そしてランの話(ランは捨て猫であり、実の子供のように溺愛していて、家族同然だったこと)、や、篠崎さんのエピソードを聞く。篠崎さんは残してきた家族と借金の返済のためか、一生懸命働いていたこと、家族を巻き込みたくなかったことなどを聞かされる。そして、その結果体を壊したこともつたわる。凜、どうなる?」
A
いいね。
ここは 凜が「父という人間」を初めて外側から知る回になる。
感情だけでなく、他人の証言で人物像が立ち上がる瞬間。
いこう。
🌙 月曜日・23:52
凜の部屋
凜はベッドの上。
照明は消している。
スマホの光だけ。
LINEが鳴る。
📩 美月
「凜、淵本くんと繋いでもいいですか」
凜はすぐ返信。
📩
「お願いします」
数秒。
新しいトークが表示される。
淵本
📩 淵本
「夜分にすみません。淵本です」
凜は少し姿勢を正す。
この人はまだ会ったことがない。
でも、
今一番父の近くにいる人。
📩 凜
「こちらこそありがとうございます」
📩
「今日のこと…聞きました」
少し間。
既読。
📩 淵本
「すみません」
📩
「本当は僕から直接伝えるべきでした」
凜
📩
「大丈夫です」
📩
「むしろ…ありがとうございます」
本心。
少し沈黙。
そして淵本からメッセージ。
📩
「ランの写真送っていいですか」
凜
「お願いします」
写真が届く。
ラン。
窓辺。
毛並みが柔らかい。
隣にもう一匹猫。
二匹くっついて寝ている。
凜の胸が少しゆるむ。
📩 淵本
「すごく大事にされてる猫です」
📩
「篠崎さん」
📩
「ランの話をするときだけ少し笑います」
凜、画面を見る。
静かに息を吐く。
📩 凜
「どこで拾った猫ですか」
すぐ返信。
📩 淵本
「捨て猫だったそうです」
📩
「雨の日に段ボールで」
📩
「それで連れて帰ったって」
凜の胸がざわつく。
淵本のメッセージが続く。
📩
「実の子供みたいに可愛がってます」
📩
「“この子は家族だから”って」
凜の喉が詰まる。
凜の頭に浮かぶ。
父。
家族。
蒸発。
空白。
でもそのあと、
猫を拾って
家族と言っている男。
凜が打つ。
📩
「…篠崎さんって」
📩
「どんな人ですか」
これは
凜にとって
一番知りたい質問。
少し時間。
淵本は長文を打つ。
📩 淵本
「すごく静かな人です」
「でも仕事はめちゃくちゃできます」
「学校のネットワークとかPC全部一人で見てました」
「先生たちからも頼られてました」
「でも」
少し間。
続き。
「ずっと働いてました」
「夜も」
「土日も」
「僕が学校に残ってた時も」
「ずっと作業してました」
凜は画面を見たまま動かない。
淵本のメッセージが続く。
📩
「あるとき」
📩
「“そんなに働いて大丈夫ですか”って聞いたんです」
📩
「そしたら」
📩
「“借りがあるんだ”って」
凜の指が止まる。
📩
「“返さなきゃいけないものがある”って」
📩
「それだけ言って」
📩
「また仕事してました」
凜の目が潤む。
でもまだ泣かない。
さらにメッセージ。
📩
「あと」
📩
「家族の話はほとんどしないです」
📩
「でも」
📩
「娘の話だけは一度聞きました」
凜の呼吸が止まる。
📩
「“会えない娘がいる”って」
📩
「それだけ」
📩
「それ以上は言わなかったです」
凜の目から
静かに涙が落ちる。
スマホの画面に
ぽたり。
凜が打つ。
少し時間をかけて。
📩
「…優しい人ですか」
淵本。
すぐ返す。
📩
「はい」
📩
「すごく」
📩
「でも」
📩
「自分のことは大事にしない人です」
凜はスマホを胸に当てる。
涙がこぼれる。
でも、
前みたいな泣き方じゃない。
凜が小さく言う。
「……バカ」
責めてる声じゃない。
困ってる声。
凜がLINEを打つ。
📩
「ありがとうございます」
📩
「色々教えてくれて」
📩
「少し…」
📩
「父のことが分かった気がします」
淵本。
少し時間。
そして返信。
📩
「もし広島に来るなら」
📩
「僕も行きます」
📩
「篠崎さん」
📩
「たぶん」
📩
「会った方がいいと思います」
凜はスマホを見る。
涙を拭く。
そして返信。
📩
「行きます」
短い。
でも
今までで一番強い言葉。
スマホを置く。
凜が天井を見る。
そしてぽつり。
「……生きてたんだな」
怒りでも
悲しみでもない。
ただ
長い時間の重さ。
そして凜は
もう一度
ランの写真を開く。
猫は静かに寝ている。
凜が小さく言う。
「……ありがとう」
誰に言ったのか
分からない。
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