橘美月シリーズは女子会もので、美月さんが大学生 (アップしている段階で阪大・薬・4年) の設定なので、本編とは別に美月さんの友達を作り、大学側も絡められるようにしておきましょう。メイド服などのありそうな服はメインモデルたちはある程度着てしまったので、サブのモデルを追加する意図があります笑
前回:「私目の前いるのに」「橘さん橘さん橘さん」芸能スカウトを断った美月:悔しがる理央:行動する美優
I「橘美月×紫陽花。プロンプトはこちら」
I「良いね。月曜になり、また1週間が始まる。1限前、美月はいつも通りはやくついている。相変わらず、ノーメイク、アクセサリーなしのモテる気がなさそうな感じ笑。理央は美月を意識しているが、美月は理央を意識する様子はなく、いつもの面々と普通に挨拶。理央は意識して美月の方をじろじろ見ている笑。授業後、美月らの友達を茶化そうと、林が美月らのグループの男性陣と、理央と美月の二人で選ぶなら、付き合うならどっちが良い?という話を振っていた。今相手がいない仮定のタラレバの遊びという前提で、まず理央とよくいるグループの林と宮脇が理央と即答、対して橋本、直人は美月と即答、健太も美月と即答し、理央は違うかなと返した。やや遅れて坂井も美月と答えた。美月はよくわからないけどありがとうと返していた笑。理央はどういうこと?と健太らに聞いてみたら、長くかかわった中で人間性を見て美月と言っているようだ。料理が上手とかそういうのもあるけど、それ以上に理央は違う、と言われて理央は更に対決モードへ笑。なお彩音、真帆、美優、葵は遅刻しており、1限には間に合っていなかった笑。工藤は遠くでノーコメント笑。そこで林と宮脇がうまく場を流してその場を収めた。その流れで2限目に入る。ここまでをエピソードにして。」
A
月曜日。
朝。
薬学部棟。
いつものように。
美月がいる。
誰よりも早く。
窓際の席。
ノート。
飲み物。
黒髪ポニーテール。
ノーメイク。
アクセサリーなし。
服もシンプル。
相変わらず、
月曜日。
朝。
薬学部棟。
いつものように。
美月がいる。
誰よりも早く。
窓際の席。
ノート。
飲み物。
黒髪ポニーテール。
ノーメイク。
アクセサリーなし。
服もシンプル。
相変わらず、
「男にモテる気があるようには全く見えない」
(笑)
そこへ。
理央。
今日は少し早く来た。
そして。
じーっ。
美月を見る。
じーっ。
また見る。
(普通だな……)
じーっ。
(本当に普通だな……)
そこで。
「おはよう」
美月が普通に挨拶する。
「お、おはよう」
理央が少し焦る。
見ていたのがバレた。
美月は気にしていない。
そのまま。
栞。
坂井。
健太。
橋本。
直人。
いつもの面々が集まる。
「おはよー」
「眠い」
「月曜帰れ」
平常運転。
理央は少し離れた席から眺める。
相変わらず。
美月は理央を全く意識していない。
それが少し悔しい。
そして。
1限終了。
教室移動前。
雑談タイム。
その時。
林がニヤニヤしながら言った。
「そういやさ」
嫌な予感。
「もし」
「今フリーだとして」
「理央と橘さん」
「付き合うならどっち?」
数秒。
空気が止まる。
「お前」
健太が笑う。
「面倒くさいこと聞くな」
「気になるやん」
宮脇も笑っている。
理央。
(やめろ)
と思った。
でも。
ちょっと気になる。
そこで。
林。
「俺は理央」
即答。
宮脇。
「俺も理央」
即答。
理央。
少し満足。
当然。
と思った。
そして。
「橋本は?」
橋本。
「美月」
即答。
理央。
「え?」
「直人は?」
「美月」
即答。
「健太は?」
「美月」
即答。
理央。
「え?」
(笑)
「坂井は?」
少し考える。
「……美月」
「お前もか!!」
健太が爆笑。
理央。
本気で止まる。
「ちょっと待って」
「なんで?」
そこで。
美月。
「?」
状況を理解していない。
「よく分かんないけどありがとう」
(笑)
健太が吹き出す。
「そこやねん」
「何が?」
理央。
「いや」
健太は少し考える。
そして言う。
「理央は可愛い」
「うん」
「頭良い」
「うん」
「ちゃんとしてる」
「うん」
「でも」
少し止まる。
「違う」
理央。
「だから何が」
橋本が補足する。
「人間性かな」
「え?」
「長く付き合うなら」
「美月」
直人も頷く。
「なんか安心する」
「一緒にいて疲れない」
「裏表ない」
「信用できる」
坂井も珍しく口を開く。
「判断が安定してる」
「人によって態度変わらない」
理央。
だんだん顔が固まる。
「料理とかもあるけど」
橋本が言う。
「それ以上に」
「理央は違う」
致命傷。
「だから何が!?」
(笑)
健太が慌てる。
「いや悪い意味じゃなくて!」
「お前競争するやろ!」
「するわ!」
「ほら!」
(笑)
理央。
完全に対決モード。
「橘さん!」
「はい?」
「勝負だから!」
「何が?」
美月。
本気で分かっていない。
(笑)
その温度差で。
林と宮脇が慌てる。
「はい終了!」
「授業始まる!」
「移動移動!」
「解散!」
宮脇が場を流す。
健太も笑う。
「理央怒るなって!」
「怒ってない!」
「怒ってるやん!」
(笑)
その頃。
彩音。
真帆。
美優。
葵。
全員。
まだ来ていなかった。
「間に合わん!!」
「月曜無理!!」
「起きれん!!」
別の場所で騒いでいる。
そして。
遠くから。
工藤。
一連の流れを見ていた。
(巻き込まれなくて良かった)
本気でそう思った。
そのまま。
2限開始。
理央は席に着く。
そして前を見る。
数列。
数学。
教授。
そして少し前。
普通にノートを開く美月。
理央は思う。
(絶対負けない)
一方。
美月は。
(今日のお昼何食べようかな)
を考えていた。
競争は、
まだ片側だけで始まっていた。
(笑)
そこへ。
理央。
今日は少し早く来た。
そして。
じーっ。
美月を見る。
じーっ。
また見る。
(普通だな……)
じーっ。
(本当に普通だな……)
そこで。
「おはよう」
美月が普通に挨拶する。
「お、おはよう」
理央が少し焦る。
見ていたのがバレた。
美月は気にしていない。
そのまま。
栞。
坂井。
健太。
橋本。
直人。
いつもの面々が集まる。
「おはよー」
「眠い」
「月曜帰れ」
平常運転。
理央は少し離れた席から眺める。
相変わらず。
美月は理央を全く意識していない。
それが少し悔しい。
そして。
1限終了。
教室移動前。
雑談タイム。
その時。
林がニヤニヤしながら言った。
「そういやさ」
嫌な予感。
「もし」
「今フリーだとして」
「理央と橘さん」
「付き合うならどっち?」
数秒。
空気が止まる。
「お前」
健太が笑う。
「面倒くさいこと聞くな」
「気になるやん」
宮脇も笑っている。
理央。
(やめろ)
と思った。
でも。
ちょっと気になる。
そこで。
林。
「俺は理央」
即答。
宮脇。
「俺も理央」
即答。
理央。
少し満足。
当然。
と思った。
そして。
「橋本は?」
橋本。
「美月」
即答。
理央。
「え?」
「直人は?」
「美月」
即答。
「健太は?」
「美月」
即答。
理央。
「え?」
(笑)
「坂井は?」
少し考える。
「……美月」
「お前もか!!」
健太が爆笑。
理央。
本気で止まる。
「ちょっと待って」
「なんで?」
そこで。
美月。
「?」
状況を理解していない。
「よく分かんないけどありがとう」
(笑)
健太が吹き出す。
「そこやねん」
「何が?」
理央。
「いや」
健太は少し考える。
そして言う。
「理央は可愛い」
「うん」
「頭良い」
「うん」
「ちゃんとしてる」
「うん」
「でも」
少し止まる。
「違う」
理央。
「だから何が」
橋本が補足する。
「人間性かな」
「え?」
「長く付き合うなら」
「美月」
直人も頷く。
「なんか安心する」
「一緒にいて疲れない」
「裏表ない」
「信用できる」
坂井も珍しく口を開く。
「判断が安定してる」
「人によって態度変わらない」
理央。
だんだん顔が固まる。
「料理とかもあるけど」
橋本が言う。
「それ以上に」
「理央は違う」
致命傷。
「だから何が!?」
(笑)
健太が慌てる。
「いや悪い意味じゃなくて!」
「お前競争するやろ!」
「するわ!」
「ほら!」
(笑)
理央。
完全に対決モード。
「橘さん!」
「はい?」
「勝負だから!」
「何が?」
美月。
本気で分かっていない。
(笑)
その温度差で。
林と宮脇が慌てる。
「はい終了!」
「授業始まる!」
「移動移動!」
「解散!」
宮脇が場を流す。
健太も笑う。
「理央怒るなって!」
「怒ってない!」
「怒ってるやん!」
(笑)
その頃。
彩音。
真帆。
美優。
葵。
全員。
まだ来ていなかった。
「間に合わん!!」
「月曜無理!!」
「起きれん!!」
別の場所で騒いでいる。
そして。
遠くから。
工藤。
一連の流れを見ていた。
(巻き込まれなくて良かった)
本気でそう思った。
そのまま。
2限開始。
理央は席に着く。
そして前を見る。
数列。
数学。
教授。
そして少し前。
普通にノートを開く美月。
理央は思う。
(絶対負けない)
一方。
美月は。
(今日のお昼何食べようかな)
を考えていた。
競争は、
まだ片側だけで始まっていた。
I「良いね。そのまま2限の数学系の授業が始まる。教員が黒板/ホワイトボードを使って解説する形態で、学生が発言する機会がなく、アピールしたい理央はそわそわしている。ちらちら美月をみているが、美月はいたってマイペースで理央を意識している様子はない笑。この状態で半分超、50分くらい過ぎる。ここで間が悪く美優が遅れてはいってきて、教員がちょうど美優にこの式を証明してみてと、美優を前に立たせる。美優は分かりませんと答え、固まる。この男性教員は、「川崎さん、わからないならしっかり授業に出ましょう(意訳)」と皆の前で言う。美優は晒しものにされているようで、更に固まり、泣きそうな表情 (泣きはしない)。ここでアピールのチャンスと理央が動き、「川崎さんが答えられないようなので、私が代わりに答えても良いですか?」と教員に聞き、OKをもらって、見事にしっかりやって見せる。そして「九条さんは良く準備しているね (意訳)」と理央が皆の前で評価される。更にうつむく美優。ここで状況を察して、美優より遅くきた彩音、真帆、葵は理央が回答して教員が理央の方に目が言っている間にしれっと入ってきて、健太に突っ込まれていた笑。美優は自分より容量の良い3人をみて更に下を向く(川崎さん、と呼ばれたので、成績にマイナス評価として反映される可能性あり)。授業が終わった後、彩音が大丈夫と美優に声をかけたら、美優は答えられずにうつむいていた。こういう時はご飯食べて気分をかえようと健太が切り出し、皆で学食に向かう。理央は美月をチラ見するが、美月は理央を見ていないようで、ますますむっとして食ってかかろうとするが、葵に声をかけられてタイミングを失い、美月らは食事に向かった。これをもとにエピソードをつくって。
A
月曜日、2限。
問題の数学系科目。
担当教員は有名だった。
厳しい。
容赦ない。
そして。
数学が好き。
学生は好きじゃない。
(笑)
授業開始。
黒板。
数式。
証明。
また数式。
理央は珍しく落ち着かなかった。
(さっきの件)
休み時間のやり取り。
「美月」
あれがまだ引っかかっている。
ちらっ。
前を見る。
美月。
普通にノートを取っている。
ちらっ。
また見る。
全く気にしていない。
(なんなの)
理央は少し苛立つ。
(普通気になるでしょ)
しかし。
美月。
本当にいつも通り。
教授の説明を聞いているだけ。
競争モードなのは理央だけだった。
時間が過ぎる。
20分。
30分。
40分。
50分。
そして。
教室のドアが開いた。
「すみません……」
美優だった。
遅刻。
教室の空気が少し動く。
間が悪かった。
本当に。
間が悪かった。
ちょうどその瞬間。
教員が振り向いた。
「川崎さん」
教室が静かになる。
美優。
固まる。
嫌な予感。
「ちょうどいい」
もっと嫌な予感。
「この式を証明してみましょう」
教室前方。
黒板。
数式。
美優。
沈黙。
数秒。
さらに数秒。
何も出てこない。
「……」
「分かりません」
小さい声。
教室が静かになる。
教員はため息をつく。
「川崎さん」
「分からないなら」
「しっかり授業に出ましょう」
静かな声だった。
怒鳴ってはいない。
でも。
痛い。
ものすごく痛い。
美優は固まった。
泣きそうだった。
泣かない。
でも。
顔が完全に曇る。
そこで。
理央が手を挙げた。
「先生」
教室が動く。
「川崎さんが答えられないようなので」
「私が代わりに解答してもよろしいですか?」
教員が頷く。
「どうぞ」
理央が前へ出る。
黒板。
チョーク。
証明開始。
式変形。
条件整理。
論理展開。
途中で迷わない。
綺麗だった。
そして。
証明終了。
教員が頷く。
「うん」
「九条さんは良く準備しているね」
「ありがとうございます」
理央は少し満足する。
教室の何人かも感心していた。
しかし。
美優は。
さらに下を向いた。
(まただ)
(また私だけできない)
その時。
後ろの扉。
そーっ……
彩音。
真帆。
葵。
三人。
理央に視線が集まり、
教員の意識も前方へ行っている。
今しかない。
そーっ……
しれっと着席成功。
と思った。
「お前ら今来たやろ」
健太。
即ツッコミ。
「うるさい」
彩音。
「命懸けやったんや」
「全然命懸かってへん」
真帆も笑う。
葵は肩で息をしている。
「セーフ」
「アウト」
坂井が即答。
(笑)
その光景すら。
今の美優には刺さった。
(皆すごい)
(私だけ怒られた)
(私だけできなかった)
頭の中でどんどん悪い方向へ行く。
授業終了。
教室が動き出す。
彩音が真っ先に来る。
「美優?」
「大丈夫?」
返事がない。
下を向いている。
真帆も察する。
葵も少し気まずそう。
そこで。
健太。
「飯行こう」
全員が見る。
「こういう時は飯や」
「脳に糖分入れろ」
「考えるのはその後」
橋本も頷く。
「賛成」
直人も立つ。
「学食」
「学食」
流れが決まる。
少しずつ皆が移動する。
その時。
理央。
ふと美月を見る。
(どう?)
(見てた?)
(私の回答)
理央は少し期待する。
しかし。
美月。
普通に荷物をまとめていた。
「お腹空いた」
栞に言っている。
理央を見ていない。
評価もない。
感想もない。
何もない。
理央。
むっ。
(なんなの)
(見てたでしょ)
(普通何か言うでしょ)
理央が立ち上がる。
今度こそ何か言おうとする。
その瞬間。
「理央ちゃん」
葵。
「さっき普通にすごかったやん」
「え?」
「証明」
「ありがとう」
ワンテンポ遅れる。
その間に。
健太。
橋本。
坂井。
直人。
栞。
彩音。
真帆。
美優。
そして美月。
いつもの面々は、
学食へ向かって歩いていった。
理央が気付いた時には、
もう距離ができていた。
そして。
その先頭。
美月は。
理央との勝負など存在しないかのように、
「今日カレーかな」
そんなことを考えていた。
月曜日、2限。
問題の数学系科目。
担当教員は有名だった。
厳しい。
容赦ない。
そして。
数学が好き。
学生は好きじゃない。
(笑)
授業開始。
黒板。
数式。
証明。
また数式。
理央は珍しく落ち着かなかった。
(さっきの件)
休み時間のやり取り。
「美月」
あれがまだ引っかかっている。
ちらっ。
前を見る。
美月。
普通にノートを取っている。
ちらっ。
また見る。
全く気にしていない。
(なんなの)
理央は少し苛立つ。
(普通気になるでしょ)
しかし。
美月。
本当にいつも通り。
教授の説明を聞いているだけ。
競争モードなのは理央だけだった。
時間が過ぎる。
20分。
30分。
40分。
50分。
そして。
教室のドアが開いた。
「すみません……」
美優だった。
遅刻。
教室の空気が少し動く。
間が悪かった。
本当に。
間が悪かった。
ちょうどその瞬間。
教員が振り向いた。
「川崎さん」
教室が静かになる。
美優。
固まる。
嫌な予感。
「ちょうどいい」
もっと嫌な予感。
「この式を証明してみましょう」
教室前方。
黒板。
数式。
美優。
沈黙。
数秒。
さらに数秒。
何も出てこない。
「……」
「分かりません」
小さい声。
教室が静かになる。
教員はため息をつく。
「川崎さん」
「分からないなら」
「しっかり授業に出ましょう」
静かな声だった。
怒鳴ってはいない。
でも。
痛い。
ものすごく痛い。
美優は固まった。
泣きそうだった。
泣かない。
でも。
顔が完全に曇る。
そこで。
理央が手を挙げた。
「先生」
教室が動く。
「川崎さんが答えられないようなので」
「私が代わりに解答してもよろしいですか?」
教員が頷く。
「どうぞ」
理央が前へ出る。
黒板。
チョーク。
証明開始。
式変形。
条件整理。
論理展開。
途中で迷わない。
綺麗だった。
そして。
証明終了。
教員が頷く。
「うん」
「九条さんは良く準備しているね」
「ありがとうございます」
理央は少し満足する。
教室の何人かも感心していた。
しかし。
美優は。
さらに下を向いた。
(まただ)
(また私だけできない)
その時。
後ろの扉。
そーっ……
彩音。
真帆。
葵。
三人。
理央に視線が集まり、
教員の意識も前方へ行っている。
今しかない。
そーっ……
しれっと着席成功。
と思った。
「お前ら今来たやろ」
健太。
即ツッコミ。
「うるさい」
彩音。
「命懸けやったんや」
「全然命懸かってへん」
真帆も笑う。
葵は肩で息をしている。
「セーフ」
「アウト」
坂井が即答。
(笑)
その光景すら。
今の美優には刺さった。
(皆すごい)
(私だけ怒られた)
(私だけできなかった)
頭の中でどんどん悪い方向へ行く。
授業終了。
教室が動き出す。
彩音が真っ先に来る。
「美優?」
「大丈夫?」
返事がない。
下を向いている。
真帆も察する。
葵も少し気まずそう。
そこで。
健太。
「飯行こう」
全員が見る。
「こういう時は飯や」
「脳に糖分入れろ」
「考えるのはその後」
橋本も頷く。
「賛成」
直人も立つ。
「学食」
「学食」
流れが決まる。
少しずつ皆が移動する。
その時。
理央。
ふと美月を見る。
(どう?)
(見てた?)
(私の回答)
理央は少し期待する。
しかし。
美月。
普通に荷物をまとめていた。
「お腹空いた」
栞に言っている。
理央を見ていない。
評価もない。
感想もない。
何もない。
理央。
むっ。
(なんなの)
(見てたでしょ)
(普通何か言うでしょ)
理央が立ち上がる。
今度こそ何か言おうとする。
その瞬間。
「理央ちゃん」
葵。
「さっき普通にすごかったやん」
「え?」
「証明」
「ありがとう」
ワンテンポ遅れる。
その間に。
健太。
橋本。
坂井。
直人。
栞。
彩音。
真帆。
美優。
そして美月。
いつもの面々は、
学食へ向かって歩いていった。
理央が気付いた時には、
もう距離ができていた。
そして。
その先頭。
美月は。
理央との勝負など存在しないかのように、
「今日カレーかな」
そんなことを考えていた。
I「良いね。このまま九条理央、七沢葵 西園寺千佳、小宮真奈美、水原愛里 の5人はお昼におしゃれ目なカフェへ。CMと瀬川のスカウトの件で美月を更に意識していた理央が、数学系の授業の件で、更に不満げに愚痴る笑。これを聞いていた通りすがりの男性が、あの製薬会社のCMの子か、どっちが好み、みたいな会話をして、3-1で美月が多く、理央がこの男性らのグループに絡む。美月と答えた一人は、(あえて気を引くために美月とこたえたようで)、そのまま理央にナンパ気味に絡むも、理央は一蹴し、すこしメンツを保ったような様子だった笑。これをもとにエピソードを作って。」
A
2限終了後。
美月たちが学食へ向かった頃。
理央たちは別方向へ向かっていた。
メンバーはいつもの5人。
-
九条理央
-
七沢葵
-
西園寺千佳
-
小宮真奈美
-
水原愛里
薬学部棟から少し離れた、
女子学生に人気のカフェ。
木目調。
おしゃれ。
ランチプレート。
そして。
理央は機嫌が悪かった。
「納得いかない」
開口一番。
葵が笑う。
「まだ言う?」
「言う」
千佳も苦笑する。
「今度は何」
理央。
「数学」
「あー」
葵が察する。
「今日のやつ」
「そう」
理央はストローを回す。
「ちゃんと解いた」
「うん」
「先生にも褒められた」
「うん」
「なのに」
「うん」
「橘さん全然見てなかった」
数秒。
沈黙。
そして。
全員爆笑。
「そこ!?」
愛里が吹き出す。
「そこなん!?」
「そこ」
理央は本気だった。
「いや普通」
「少しは反応するでしょ」
「知らんがな」
真奈美が笑う。
葵は腹を抱えている。
「理央ちゃんさ」
「うん」
「もう橘さん好きやろ」
「違う」
即答。
「違うけど腹立つ」
「何その感情」
(笑)
その時。
隣の席。
男子学生グループ。
4人組。
会話が聞こえてきた。
「そういやあのCM見た?」
理央たちが少し反応する。
「製薬会社のやつ?」
「そうそう」
「バスケの」
「あの子可愛かったな」
理央たちの耳が立つ。
そして。
男子A。
「どっち派?」
男子B。
「俺CMの子」
男子C。
「俺も」
男子D。
「俺は理央ちゃん」
理央。
ぴくっ。
女子たち。
(笑)
結果。
3対1。
CMの子。
つまり美月。
理央。
再びむっとする。
「また!?」
葵が爆笑。
「理央ちゃん今日負けまくってる」
「うるさい」
その時。
男子D。
ちらっと理央を見る。
そして。
「あ」
気付いた。
「本人おるやん」
理央。
(最悪)
男子たちがざわつく。
「あれ九条さんやん」
「マジ?」
そして。
男子Dが立ち上がる。
完全にノリ。
半分ナンパ。
「九条さん」
「はい」
「俺は九条さん派やで」
理央。
「ありがとうございます」
営業スマイル。
男子D。
「今度ご飯とか」
「行きません」
即答。
秒だった。
全員。
(笑)
男子D。
「はやっ」
「ごめんなさい」
理央は微笑む。
でも。
終了。
完全終了。
男子たちは笑いながら引き下がる。
険悪ではない。
ただ。
見事に斬られた。
愛里が笑う。
「理央ちゃん強」
「容赦ない」
千佳も笑う。
「今ので少しメンツ戻ったやん」
「戻ってない」
理央は不満そう。
しかし。
正直少しだけ気分は戻った。
少なくとも。
「理央が選ばれない」
わけではない。
それは分かっている。
ただ。
問題はそこじゃない。
問題は。
橘美月。
CM。
瀬川。
数学。
全部。
本人は何もしていないのに、
周囲が勝手に評価している。
そこが気になる。
葵がコーヒーを飲みながら言う。
「でもさ」
「何?」
「理央ちゃん」
「うん」
「そのうち普通に仲良くなると思う」
理央は少し考える。
そして。
「……分からない」
本音だった。
だが。
彼女自身も気付いていた。
最近、
橘美月のことを考えている時間が、
少し長くなっていることに。
2限終了後。
美月たちが学食へ向かった頃。
理央たちは別方向へ向かっていた。
メンバーはいつもの5人。
- 九条理央
- 七沢葵
- 西園寺千佳
- 小宮真奈美
- 水原愛里
薬学部棟から少し離れた、
女子学生に人気のカフェ。
木目調。
おしゃれ。
ランチプレート。
そして。
理央は機嫌が悪かった。
「納得いかない」
開口一番。
葵が笑う。
「まだ言う?」
「言う」
千佳も苦笑する。
「今度は何」
理央。
「数学」
「あー」
葵が察する。
「今日のやつ」
「そう」
理央はストローを回す。
「ちゃんと解いた」
「うん」
「先生にも褒められた」
「うん」
「なのに」
「うん」
「橘さん全然見てなかった」
数秒。
沈黙。
そして。
全員爆笑。
「そこ!?」
愛里が吹き出す。
「そこなん!?」
「そこ」
理央は本気だった。
「いや普通」
「少しは反応するでしょ」
「知らんがな」
真奈美が笑う。
葵は腹を抱えている。
「理央ちゃんさ」
「うん」
「もう橘さん好きやろ」
「違う」
即答。
「違うけど腹立つ」
「何その感情」
(笑)
その時。
隣の席。
男子学生グループ。
4人組。
会話が聞こえてきた。
「そういやあのCM見た?」
理央たちが少し反応する。
「製薬会社のやつ?」
「そうそう」
「バスケの」
「あの子可愛かったな」
理央たちの耳が立つ。
そして。
男子A。
「どっち派?」
男子B。
「俺CMの子」
男子C。
「俺も」
男子D。
「俺は理央ちゃん」
理央。
ぴくっ。
女子たち。
(笑)
結果。
3対1。
CMの子。
つまり美月。
理央。
再びむっとする。
「また!?」
葵が爆笑。
「理央ちゃん今日負けまくってる」
「うるさい」
その時。
男子D。
ちらっと理央を見る。
そして。
「あ」
気付いた。
「本人おるやん」
理央。
(最悪)
男子たちがざわつく。
「あれ九条さんやん」
「マジ?」
そして。
男子Dが立ち上がる。
完全にノリ。
半分ナンパ。
「九条さん」
「はい」
「俺は九条さん派やで」
理央。
「ありがとうございます」
営業スマイル。
男子D。
「今度ご飯とか」
「行きません」
即答。
秒だった。
全員。
(笑)
男子D。
「はやっ」
「ごめんなさい」
理央は微笑む。
でも。
終了。
完全終了。
男子たちは笑いながら引き下がる。
険悪ではない。
ただ。
見事に斬られた。
愛里が笑う。
「理央ちゃん強」
「容赦ない」
千佳も笑う。
「今ので少しメンツ戻ったやん」
「戻ってない」
理央は不満そう。
しかし。
正直少しだけ気分は戻った。
少なくとも。
「理央が選ばれない」
わけではない。
それは分かっている。
ただ。
問題はそこじゃない。
問題は。
橘美月。
CM。
瀬川。
数学。
全部。
本人は何もしていないのに、
周囲が勝手に評価している。
そこが気になる。
葵がコーヒーを飲みながら言う。
「でもさ」
「何?」
「理央ちゃん」
「うん」
「そのうち普通に仲良くなると思う」
理央は少し考える。
そして。
「……分からない」
本音だった。
だが。
彼女自身も気付いていた。
最近、
橘美月のことを考えている時間が、
少し長くなっていることに。
I「良いね。そのころ学食に向かったいつもの面々。とりあえず美優が引きずってるので、2限目の話を話題にしないで、食事の話や季節の話をしていた。健太らがとりあえず食えと美優に両売りをとらせるが、美優は元気がなく食事に手がつかない。みんな心配そうに声をかけている。
ここで周りで他愛ない雑談をして笑っていた男性グループがいて、間が悪く美優は自分が笑われたみたいに考えてしまい、泣き出す。たまたまオタ系の工学部系の3年生のグループだったようで、美優のことを笑ったわけではないとフォローにいれにきたが、間が悪く美月がCMの子とばれて、美月にいろいろ質問されてしまう笑。美月は特に気にせずお昼のカレーを食べながら淡々と(聞かれたら答える的な) 対応し、彼らからの食事のお誘いも即断っていた笑。健太らがうまく場をつないでいたが、美優は泣いている自分よりも美月が見られていることが更に泣く。
とりあえず美優も食事を食べるが、学食の遠い席で、同じ学年で2限目で同じ授業を受けてこの件をみていた健太とは別系統のチャラい男学生のグループが、美優の数学系で解けなかった話と、笑いながらお前ひとり口説いて来いよみたいな悪乗りで、うち一人 (畠中) が美優を励ます感じで口説きにくるが、デリカシーがない感じだったので、美優はそのままど逃げるようにその場を離れる。三年のグループが畠中らを諫めつつ、彩音ら8人 (美月も) は美優をおいかける。これを踏まえてエピソードをつくって。」
A
学食。
昼休み。
いつもの9人。
今日は空気が少し重かった。
理由は明白。
美優。
誰が見ても元気がない。
だから皆、
意図的に2限目の話を避けていた。
健太が話題を振る。
「そういや急に涼しくなったよな」
「朝寒かった」
栞が頷く。
「もう10月やし」
直人。
「ドイツはもうかなり寒いらしい」
「彼女情報やな」
彩音が笑う。
「うるさい」
(笑)
周囲はなるべく普通に振る舞う。
その一方。
美優。
食事にほとんど手を付けていなかった。
健太が言う。
「とりあえず食え」
「うん」
「食わんと頭回らん」
健太も割と世話焼きだった。
真帆も頷く。
「ちょっとでも食べ」
美優は小さく頷く。
でも。
食欲がない。
そんな時だった。
少し離れた席。
男子学生グループ。
工学部らしい。
オタクっぽい。
何かで盛り上がっている。
突然。
どっと笑い声。
それを聞いた瞬間。
美優の身体が強張った。
(私のこと……?)
理屈では違う。
でも。
今の精神状態では、
全部自分に向いている気がする。
視界がぼやける。
ぽろっ。
涙が落ちた。
「あ」
彩音が止まる。
真帆も気付く。
「美優」
美優は顔を伏せた。
その時。
工学部側も気付いた。
「え?」
「やば」
「俺らじゃないぞ」
慌てて一人が来る。
眼鏡。
工学部3年。
真面目そう。
「ご、ごめん」
「違うんです」
「僕ら全然関係なくて」
「ゲームの話してただけで」
必死。
美優は返事できない。
しかし。
その男子がふと別方向を見る。
「……あれ?」
止まる。
「CMの人?」
全員。
「あ」
終わった。
(笑)
今度は別の意味で人が集まる。
「え、マジ?」
「テレビ出てた人?」
「バスケの」
美月。
カレーを食べている。
もぐもぐ。
「そうですか?」
「いや本人でしょ!?」
「多分」
「多分!?」
(笑)
健太が頭を抱える。
「始まった」
工学部男子たち。
質問大会。
「CMどうだったんですか?」
「楽しかったです」
「芸能人なんですか?」
「違います」
「スカウトされたんですか?」
「されました」
「え!?」
「断りました」
「なんで!?」
「別に興味なかったので」
一同。
「もったいねぇ」
(笑)
さらに。
「今度ご飯とか」
「行きません」
即答。
「はやっ」
「予定あります?」
「ないです」
「じゃあ」
「行きません」
(笑)
工学部グループ大爆笑。
健太も吹き出す。
「美月、それもう才能や」
美月。
「?」
意味が分かっていない。
一方。
美優。
それを見てしまう。
また。
視線。
注目。
人が集まる。
橘美月。
そして。
自分。
泣いている。
比較してしまう。
また。
涙が出る。
その後。
なんとか食事を少しだけ食べる。
皆もほっとする。
しかし。
まだ終わらなかった。
学食の遠い席。
別グループ。
チャラい系男子。
同じ学年。
さっきの授業を見ていた。
「川崎さんやろ?」
「うん」
「数学の」
「そうそう」
笑いながら話している。
そして。
悪ノリ。
「お前励ましてこいよ」
「行ってこい」
「優しくな」
(笑)
そこで。
畠中。
ノリで立つ。
そして。
美優のところへ。
「川崎さん」
美優が顔を上げる。
「さっき大変やったな」
一見優しい。
だが。
続きが最悪だった。
「でも大丈夫やって」
「可愛いんやし」
「数学なんか男に任せればええやん」
沈黙。
健太の顔が固まる。
真帆も固まる。
彩音。
「は?」
美優。
完全に止まる。
今。
一番言われたくない言葉だった。
そして。
立ち上がる。
「ごめんなさい」
小さく言う。
そのまま。
走った。
「美優!」
真帆。
彩音。
健太。
全員立ち上がる。
その時。
工学部3年グループ。
さっきの眼鏡男子。
「お前何言ってんだ」
畠中を止める。
「今それじゃないだろ」
「え?」
「励ましただけやん」
「違う」
完全に怒っていた。
一方。
美優を追う側。
真帆。
彩音。
健太。
坂井。
直人。
栞。
そして。
美月も立ち上がる。
カレーを食べ終わっていた。
「追うよ」
短く言う。
その声だけは、
いつもより少しだけ真剣だった。
そして8人は、
学食を飛び出して、
逃げるように走った美優の後を追いかけた。
次回:
学食。
昼休み。
いつもの9人。
今日は空気が少し重かった。
理由は明白。
美優。
誰が見ても元気がない。
だから皆、
意図的に2限目の話を避けていた。
健太が話題を振る。
「そういや急に涼しくなったよな」
「朝寒かった」
栞が頷く。
「もう10月やし」
直人。
「ドイツはもうかなり寒いらしい」
「彼女情報やな」
彩音が笑う。
「うるさい」
(笑)
周囲はなるべく普通に振る舞う。
その一方。
美優。
食事にほとんど手を付けていなかった。
健太が言う。
「とりあえず食え」
「うん」
「食わんと頭回らん」
健太も割と世話焼きだった。
真帆も頷く。
「ちょっとでも食べ」
美優は小さく頷く。
でも。
食欲がない。
そんな時だった。
少し離れた席。
男子学生グループ。
工学部らしい。
オタクっぽい。
何かで盛り上がっている。
突然。
どっと笑い声。
それを聞いた瞬間。
美優の身体が強張った。
(私のこと……?)
理屈では違う。
でも。
今の精神状態では、
全部自分に向いている気がする。
視界がぼやける。
ぽろっ。
涙が落ちた。
「あ」
彩音が止まる。
真帆も気付く。
「美優」
美優は顔を伏せた。
その時。
工学部側も気付いた。
「え?」
「やば」
「俺らじゃないぞ」
慌てて一人が来る。
眼鏡。
工学部3年。
真面目そう。
「ご、ごめん」
「違うんです」
「僕ら全然関係なくて」
「ゲームの話してただけで」
必死。
美優は返事できない。
しかし。
その男子がふと別方向を見る。
「……あれ?」
止まる。
「CMの人?」
全員。
「あ」
終わった。
(笑)
今度は別の意味で人が集まる。
「え、マジ?」
「テレビ出てた人?」
「バスケの」
美月。
カレーを食べている。
もぐもぐ。
「そうですか?」
「いや本人でしょ!?」
「多分」
「多分!?」
(笑)
健太が頭を抱える。
「始まった」
工学部男子たち。
質問大会。
「CMどうだったんですか?」
「楽しかったです」
「芸能人なんですか?」
「違います」
「スカウトされたんですか?」
「されました」
「え!?」
「断りました」
「なんで!?」
「別に興味なかったので」
一同。
「もったいねぇ」
(笑)
さらに。
「今度ご飯とか」
「行きません」
即答。
「はやっ」
「予定あります?」
「ないです」
「じゃあ」
「行きません」
(笑)
工学部グループ大爆笑。
健太も吹き出す。
「美月、それもう才能や」
美月。
「?」
意味が分かっていない。
一方。
美優。
それを見てしまう。
また。
視線。
注目。
人が集まる。
橘美月。
そして。
自分。
泣いている。
比較してしまう。
また。
涙が出る。
その後。
なんとか食事を少しだけ食べる。
皆もほっとする。
しかし。
まだ終わらなかった。
学食の遠い席。
別グループ。
チャラい系男子。
同じ学年。
さっきの授業を見ていた。
「川崎さんやろ?」
「うん」
「数学の」
「そうそう」
笑いながら話している。
そして。
悪ノリ。
「お前励ましてこいよ」
「行ってこい」
「優しくな」
(笑)
そこで。
畠中。
ノリで立つ。
そして。
美優のところへ。
「川崎さん」
美優が顔を上げる。
「さっき大変やったな」
一見優しい。
だが。
続きが最悪だった。
「でも大丈夫やって」
「可愛いんやし」
「数学なんか男に任せればええやん」
沈黙。
健太の顔が固まる。
真帆も固まる。
彩音。
「は?」
美優。
完全に止まる。
今。
一番言われたくない言葉だった。
そして。
立ち上がる。
「ごめんなさい」
小さく言う。
そのまま。
走った。
「美優!」
真帆。
彩音。
健太。
全員立ち上がる。
その時。
工学部3年グループ。
さっきの眼鏡男子。
「お前何言ってんだ」
畠中を止める。
「今それじゃないだろ」
「え?」
「励ましただけやん」
「違う」
完全に怒っていた。
一方。
美優を追う側。
真帆。
彩音。
健太。
坂井。
直人。
栞。
そして。
美月も立ち上がる。
カレーを食べ終わっていた。
「追うよ」
短く言う。
その声だけは、
いつもより少しだけ真剣だった。
そして8人は、
学食を飛び出して、
逃げるように走った美優の後を追いかけた。
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